テレビドラマのテロップ

 20年間の記憶が失われた刑事を主人公とするテレビドラマがある。その冒頭に、こんなシーンが出てくる。

刑事ゼロ

 五重の塔の左側にかかるようにに、「二〇一九年一月」と書かれているようなのだが、映像で表示されるのは、1.5秒程度である。

 空色の背景に白い文字では、目を凝らさないと何が書かれているのかは分からないのだが、読み取るまでに画面は切り替わってしまう。
 
 幸い、私は、インターネットテレビのビデオで見たので、こんなふうに映像を止めて、じっくりと文字を読むことができたのだが、リアルタイムにテレビを見ていたら、内容を理解する上で重要な、「いつ」という情報を得られないままに、ドラマをみることになる。

 視聴者に対して、こんなに不親切なことはないだろう。ドラマの内容上は20年間の空白が大きな意味を持っているのであり、それぞれのシーンが、いつの時点のことなのかというのは、他のドラマ以上に重要であるにも関わらず、この不親切さである。

 放映されるまでに制作者サイドで何人もの人の目を通っているはずなのに、こんなに読みくい文字が放置されているのは、呆れてしまう。

 映画の字幕でも、黒っぽい画面でも白っぽい画面でも、一律に同じ白い文字を使っていて、全く読めずにストレスを感じることがある。



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