フォントの話

 連日、ワールドカップ予選リーグの組合せだが、この表にも、「分かりやすさ」のための小さな配慮がなされている。

            ワールドカップ2014組合せ表

 まず、グループ名の「C」を見てほしい。背景が赤だと、どうしても黒は見にくくなる。そのため、フォントを通常の明朝体ではなく縦線の横幅が二倍くらいあるフォントを用いているのである。

 よく、ブログなどで、濃い色の背景に黒い文字、あるいは、薄い色の背景に白い文字を用いているのがあるが、読みにくいこと、この上ない。ただ、どうしても、背景に近い色を使わざるを得ない場合は、上の表のように、代替手段として、フォントの縦線の横幅が大きなフォントに変更するなどの対応が必要である。

                文字の色

 別に私は色彩デザインの専門家でも何でもないのだが、この程度の配慮はできるのである。要は、読み手のことに配慮する姿勢があるか否かの問題である。

 もちろん、ある程度のレベルから上は、専門的な学習なり、持って生まれた色彩感覚なりが、大きなウエイトを占めてくるのであろうが、実用的な文書であれば、その姿勢さえあれば、読みやすいデザインにすることは可能である。

 以前も紹介したが、【伝わるデザイン】というサイトを、ぜひ一読してほしい。

 あと、上の表では、8組ある予選リーグの組を識別するために、やむなく8色を使ったが、これは例外中の例外である。

 通常は、背景が白、文字が黒なら、これ以外に、1、2色というのが基本である。

 文字の色数

 パワーポイントなどでは、影付文字とか、様々な文字飾りが用意されているが、これらも多用すると、賑やかすぎて内容に集中できなくなる。文字飾りは、あくまでも、食卓に置かれた調味料と心得るべきである。せっかくの料理も、塩、こしょう、ソースと、目の前の調味料を全部ふりかけたら、台無しである。


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 難解な文章で読者の貴重な時間を奪ってしまう人達のことを、「時間泥棒」と名付けました。

 このブログは、「時間泥棒」を立派に更生させることを目的として開設したものです。

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