スマホなどの保有状況の推移  時系列データは、折れ線グラフに限る

総務省、「平成29年度 青少年のインターネット・リテラシー指標等」を公表】という記事の【平成29年度 青少年のインターネット・リテラシー指標等】に掲載されているグラフからの引用だ。

ネット機器-1

 改善案は、これだ。

ネット機器-6

 改善案を見てすぐに分かるのは、保有率の高い上位4つの機器の順位に変動がないこと、その中では、トップのスマートフォンの所持率だけが上昇し、他の機器は減少していることだ。

 同じことを冒頭の棒グラフから読み取るのは、極めて困難だ。

 主な改善点と理由を、以下に示す。

● 棒グラフ → 折れ線グラフ
 時系列で変化するデータの表現は、折れ線グラフに限る。

● 携帯/固定ゲーム機 → ゲーム機(携帯・固定)
 大分類の「ゲーム機」を先に書き、その中の小分類を括弧内に書いたのだが、この方が、大分類の「ゲーム機」に目がとまり、分かりやすい。
 とりわけ、「携帯」は、「携帯電話」の略称として広く使われているため、「携帯」という文字を見ただけで、「携帯電話」を想起してしまうので、携帯電話以外の機器については、「携帯」という文字は、先頭に持ってこない方がいい。

● タイトル 保有するインターネット機器 → インターネット機器の保有状況
 「動詞+名詞」は英語的な表現であり、日本語としては、「名詞+動詞」の方が自然である。

● タイトルの文字の大きさ、場所を、意味の塊ごとに変えた。
 意味の塊ごとに外見を変えることによって、情報を読み取る速度が速くなる。
 とくに「図1」というのは、タイトルと渾然一体として記載するのではなく、タイトルから分離して右上端に配置することによって、他の「図2」「図3」・・・等から識別するのが容易になる。

● スマートフォンと携帯電話を同じ色にした。
 どちらも電話機能がある点で、他のネット機器とは異なるので、同じ色にした上で、機能の少ない携帯電話を点線にした。
 電話機能の点で代替関係にあることから、一方の増加分と他方の減少分が、ほぼ同じということもグラフから読み取れる。

● グラフの色塗りは、均一に
 元の棒グラフは、25年、26年については、斜線やチェックが施されている。他の年度が均一な単色であるのに、この2年度だけ、パターンが異なっており、違和感を覚える。
 このような不必要な装飾をするのは、初心者に多く、使える機能を可能な限り使いたいという欲求が大きいのだろう。

 改善案は、折れ線にしたので、そもそも、上記のようなことはないのだが、携帯電話については、実線ではなく点線を用いた。これは、電話機能を有するという共通点に着目して、スマートフォンと同じ色にしたので、両者を区別するために、一方は実線、他方は点線としたのである。


関連記事

コメントの投稿

非公開コメント

検索フォーム
プロフィール

「時間泥棒」仕置人

Author:「時間泥棒」仕置人
.

 玉石混淆の情報が溢れる社会の中で、効率よく、的確に、情報を取得し、提供するには、どうすればいいのか、ということを常に考えています。

 ところが、そんなことには無頓着な人も多いようで、読者に対する配慮の一欠片もない文章を目にすることがあります。

 難解な文章で読者の貴重な時間を奪ってしまう人達のことを、「時間泥棒」と名付けました。

 このブログは、「時間泥棒」を立派に更生させることを目的として開設したものです。

 記事を読んで、自分も「時間泥棒」かな、と思ったら、早速、改めて下さい。また、あなたの廻りに「時間泥棒」がいたら、あなたの力で立派に更生させてあげて下さい。

FC2カウンター
最新記事
最新コメント
月別アーカイブ
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

リンク
QRコード
QR