エレベーターに関する基本情報

 下の図面は、ある施設のフロアガイドの一部だ。

会館-1   会館-2

 
 左側のエレベーターの説明で「170名」とあるのに驚いた。

 一度に大量の来場者を捌くために、こんなに大きなエレベーターを設置しているのかと思った。

 だが、普通は大きくても10数人である。その10倍というのだから、よほど大きいのだろうと、これまで体験した、あちこちのエレベーターを思い浮かべているうちに、後ろに「1150Kg」とあるのが目に入った。

 ということは、「17名」の間違いということだろう。「横95cm」とあることからも、そうとしか考えられない。

 次に、右側のエレベーターをみてほしい。「搬入口用」となっている。

 おそらく、大型の楽器や什器を搬入するのに利用されるのだろう。病院のエレベーターでも、ベッドのまま患者を運べるように、奥行きが通常の倍くらいある。

 そこで、このエレベーターの大きさを確認したのだが、「高さ2m×横95cm」としか書かれていない。

 奥行きが分からなければ、どれくらいの大きさの物を搬入できるのか分からない。「搬入口用」と書きながら、もっとも重要な情報が欠落しているのだ。

 さらに、「高さ」「横」というのも曖昧だ。エレベーターの出入り口の大きさなのか、エレベーターの箱そのものの大きさなのか判然としない。これでは、どれだけの大きさの物を搬入できるか分からない。

 利用者の便宜のために情報提供しているはずなのに、肝心な情報が抜けていたのでは、意味がない。

 定員「170名」の間違いといい、情報の欠落といい、一人の作業であれば、間違いもありうるだろう。

 けれども、作成者自身がネットにアップした後に、もう一度見るとか、あるいは、事前に別の人がチェックするなどすれば、絶対に防げる問題である。

 裏を返せば、一人の人が作成し、それっきり、ということだろう。


----- 追記 -------------------------------------------------------------------

 ここでは、「エレベーター」と書いたが、以前の【エレベータの開閉ボタン】【エレベータの階数ボタン】では、「エレベータ」と書いている。

 どちらを使うべきかについては、【NHK放送文化研究所 「エレベーター」「コンピューター」の表記】にあるとおり、かなり微妙な問題である。

 そんなこともあって、今回は、「エレベーター」と記載した。

 「不統一」ではあるが、同一記事内での不統一ではないので、特別に気にすることもないだろうと考えた次第だ。

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