左下から右上へ その2  医学部入試での男女差別

 医学部入試での男女差別が話題になっているが、東京医大だけでなく他の医大でも広く男女差別が行われていることが明らかになりつつある。その記事の中で、次のような図表が使われていた【合格基準に男女差、疑い 他の医学部、一部受験生優遇も 文科省調査 朝日 2018.10.17】。

合格判定-1


 どうも、見にくい。一般的には、左下から右上に行くほど数値が高くなるというのが常識だが、上の表では、そうなっていないのが原因だ。

 そこで、作り替えたのが、下の表だ。

合格判定-2


 【左下から右上へ】にも書いた。

 ところで、表の中に、「男女ともに合格」「男女とも不合格」となっている点で、何か感じるところはないだろうか。

 合格の場合は「ともに」、不合格の場合は「とも」となっているのだ。

 無頓着に不統一な表現になっているような気もしたのだが、考えているうちに、それなりに合理性があるような気がしてきた。

 合格は嬉しいことなので、喜びを分かち合うという点で「ともに」が馴染むし、他方、不合格は、そっけなく「とも」という方が馴染むような気がする。

 どっちにせよ、大差ないのであるが、日頃から、こういった微妙な違いについて自分なりに考える訓練をしておくことによって、より的確な文章が書けるようになるはずだ。


--- 追記 ---------------------------------------------------------------------

 素材にした表は、新聞の紙面に掲載されていたもので、ネットには載っていなかった。


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