宿泊施設なのに”泊まり放題”?

 こんな見出しの記事を見た。

宿泊施設なのに”泊まり放題”


 「なのに」というのは、「逆接」の言葉である。

 たとえば、「飲食施設なのに泊まり放題」とか「競技場なのに泊まり放題」とか、本来、宿泊を予定していない施設であれば、「・・・なのに泊まり放題」という表現も納得できる。だが、宿泊施設に泊まれるのは当たり前ではないか。

 では、筆者は、なぜ、ここで「なのに」という「逆接」の言葉を用いたのだろうか。

 記事を読んでいくと、「日曜日から木曜日に泊まり放題」のパスを販売したとある。

 USJや、ディズニーランドといったテーマパークが、年間パスポートを発行していることは、よく知られているが、ホテルや旅館では、これまで、そのような仕組みはなかった。

 筆者は、宿泊施設で泊まり「放題」というのはなかったところに、泊まり「放題」という仕組みが導入されたということで、「逆接」の「なのに」を用いたのである。

 筆者にとっては、年間パスの発行はホテル業界では画期的であるが故に、「なのに」としたかったのである。

 けれども、一般の読者から見ると、「泊まり放題」と書かれても、「放題」に着目するよりも、「泊まり」に目が行く。そうすると、宿泊施設に泊まれるのは当然ではないかと思えるので、なぜ、「なのに」か、不思議に感じるのである。

 冒頭に引用したのは、【民泊大学】というサイトの記事である。



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