三条木屋町界隈の地図

 京都の三条木屋町界隈は、幕末の動乱の舞台であり、志士たちの寓居跡や著名事件の碑などが、あちこちにある。

 さきほど、ネットで【那覇高校第26期同期会掲示板 三条木屋町界隈2】という記事を見かけたのだが、それを読んで位置関係を把握するのは相当に疲れる。

 字面を追っていても全く理解できない。読みながら頭の中に地図を描いて行くという作業を行わなければ、到底、分かった気にならない。

 そんなとき、簡単な地図でも載せてくれていたら、どんなに理解しやすいことだろうと思う。

 そこで、自分でも内容を理解するために、記事を元に簡単な地図を描いてみた。

幕末-2


 文字情報だけだと、位置関係などを頭に入れるのは相当に苦労するが、地図で示されたら、一瞬にして理解できるし、記憶にも残る。

 裁判所に出す書面でも、同じことが言える。

 もう10年以上前のことだが、不動産関係の訴訟で事実関係が錯綜していたのを準備書面に図解して整理したことがある。

 結局、和解の話になったのだが、その協議の席上、裁判官は、私が作成した図を手元に広げたまま、ときおり図面に目を落としながら話をしていた。

 文字情報だけなら、どこに何が書いてあるのかを捜すだけでも時間が掛かるのだが、図にしていれば、嫌でも記憶に残るし、記憶が薄れても、図を見れば一瞬のうちに、理解することができるだ。

 また、国会の論戦でも、議員が図表が書かれたフリップを示しながら質問している光景は日常的なことになったが、30年、40年前には考えられなかったことである。

 図表の重要性が社会一般に認識されるようになったのは喜ばしいことではあるが、「分かりやすい」ということは、反面「騙しやすい」ということでもあるので、図表の作成の過程で真実が歪められていないか、注意が必要である。

 この点については、以前の記事【「分かりやすさ」と情報操作】を参照されたい。

  本日の要点  

   図表で表現できるものは、図表にする。物理的位置関係の説明には、必須。
 
   図表を見る際は、誇張、歪曲、印象操作に最新の注意を払う。

 

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 このブログは、「時間泥棒」を立派に更生させることを目的として開設したものです。

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