「最終勝残者」と「最多連勝者」  「雰囲気」で区別する

 次の図は、将棋の銀河戦の決勝トーナメント表の一部である【日本将棋連盟 第26期銀河戦 決勝トーナメント】。
 
 
トーナメント


 各棋士の名前の下に、予選の、どのブロックから、どういう資格で、決勝トーナメントに進出したかが書かれているのだが、資格を表現する「最終勝残者」と「最多連勝者」というのが、ぱっと見には、同じように見えてしまう。

 原因は、
    どちらも5文字の漢字であること、
    1文字目と5文字目は、それぞれ双方、同じ漢字であり、
    3文字目と4文字目という違いはあるが、「勝」という同じ漢字が使われているため、
全体として似たような印象を与えるからである。

 以前、【あざいお市マラソン】で、英文の文字列で、例えば、「understnad 」とか、「Uinervtisy」といった単語が、綴りが誤っているにも関わらず、正しい単語として認識されてしまうという例をあげたが、文を読む際、多くの人は「雰囲気」で読んでいるのである。

 だから、「最終勝残者」と「最多連勝者」のように「同じ雰囲気」の文字列は同じように見えて、すぐには識別できず、識別するには、一文字一文字を確認する作業が必要になるのである。

 読み手に、そのような負担をかけることなく識別してもらうには、「雰囲気」を変えるしかない。

 たとえば、「勝残者」と「最多連勝者」のようにすれば、3文字と5文字で「雰囲気」は、ガラッと変わり、容易に識別できることになる。

 
トーナメント       トーナメント-1


 しかも、意味としても、常識的に考えて、「勝残者」は[最終勝残者」と同じと考えられるのであるから、「分かりやすさ」のために、厳密さを犠牲にしている訳でもない。

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