もう1社じゃできない

先ほどの日経の見出しだ【日経 2018.8.22】。

原発もう1社じゃできない


 曖昧な表現である。

 【1】 原発、「もう1社」じゃできない 
 【2】 原発、もう、1社じゃできない「」 

 読んだ瞬間、原発事業に参加する企業を増やしたのだが、数が足りず、もう1社増えることになったのだが、それでも足りないので、このままでは事業ができない、ということかと思った。

 そう考えたのは、以前、日立によるイギリスへの原発輸出がリスクが大きすぎて難航しているという記事【テレ朝日news 日立が英への原発輸出で最終調整 撤退の可能性も(2018/05/01 17:16)】を読んだことがあったからだ。
 
 すこし、複雑で長くなるが、辛抱強く、読んでほしい。
 
 私は、日立の原発輸出の、その後の動きは知らなかったので、この記事を読んだ瞬間、私の知らないうちに、
   ・何社かが日立に協力をすることになった
   ・それでも足りず、日立が追加の協力を求めた
   ・そこで、1社が加わることになった
 というところまで、話が進んでいて、
 さらに、今回の報道
   ・日立は、それでも足りないので、事業を継続できないと言った
 ということになったのかと思ったのだ。

 だが、記事の中身を読むと、
 そもそも、日立の原発輸出の話ではなく、原発建設一般の話で、
  「もう1社」じゃできない  
    のではなく、
  もう、一社じゃできない
    という意味だった。

 日経の、見出しではなく、記事の中身での表現では、こういうことだ。
    「今となっては1社では事業を担えない」

 見出しは、「文脈」に頼れない。

 だから、見出しにおいては、文法的に色々と読める可能性を、徹底提起に排除しなければならない。このことは、以前の記事【消費者庁がインスタグラムで注意喚起】に書いた。

 なお、本日の記事の表現方法(改行の多さ)に違和感を持った方は、【意味の塊ごとに改行する -調書方式-】を参照されたい。







 
 
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 難解な文章で読者の貴重な時間を奪ってしまう人達のことを、「時間泥棒」と名付けました。

 このブログは、「時間泥棒」を立派に更生させることを目的として開設したものです。

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