こだわりの「■」

 訴訟を提起すると裁判所から進行に関する意向を聴取するアンケートのような書面が送られてきて、これに記入して回答するようになっているのだが、その中に、下記のような記載がある。

和解を
  □ 希望する
  □ 希望しない

   □内にレ点でチェックをお願いします。


 問題は、「レ点でチェック」の部分である。

 通常、ファックスで返信するのであるが、「レ」では、「レ」の書き方あるいはファックスの性能次第では、受け取った側は「レ」なのか、単なる汚れなのか、判別のつかない場合もあるだろう。

 それだけではない。ぱっと見たとき、「レ」では、いかにも、インパクトが弱い。

 これに対して、「□」を塗りつぶして、「■」にしてしまえば、汚れと見間違うこともないだろうし、嫌でも目に飛び込んでくるので、回答内容が、はっきり分かるのである。

 たまに、「レ」でなく、「■」にするようにという書面も来るのだが、現在のところ、「レ」派が多数派である。

 それでも、私は、いつも「■」で回答するようにしている。頑固と言えば頑固だし、多数の事件を一律に扱うのを旨としている裁判所としては、「レ」で回答するように指示しているのに、ことさら、指示に反して「■」で回答するなど、もっての外かも知れないが、私としては、どうしても、「分かりやすさ」を優先するのである。

 このブログを読まれた皆さんも、「■」で回答して、裁判所を変えることに協力していただければ幸いである。
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「時間泥棒」仕置人

Author:「時間泥棒」仕置人
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 弁護士として、どうすれば、効率よく、的確に、情報を取得・提供できるか、ということを常に考えています。

 ところが、そんなことには無頓着な人も多いようで、読者に対する配慮の一欠片もない文章を目にすることがあります。

 難解な文章で読者の貴重な時間を奪ってしまう人達のことを、「時間泥棒」と名付けました。

 このブログは、「時間泥棒」を立派に更生させることを目的として開設したものです。

 記事を読んで、自分も「時間泥棒」かな、と思ったら、早速、改めて下さい。また、あなたの廻りに「時間泥棒」がいたら、あなたの力で立派に更生させてあげて下さい。

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