「送信フォーム」への長い道のり

 企業や自治体のウェブサイトでは、問い合わせや意見を受け付けるためのフォームが用意されていることが多い。

 ただ、トップページを見ても、どこから意見を送ればいいのか分からないことも多く、サイトマップを見たり、サイト内検索をしたりして、ようやく、送信フォームにたどり着くことも多い。
 
 これに対して、トップページに、受付のボタンを配置しているサイトもあり、大変、便利である。たとえば、京都市のサイトのトップ頁【京都市情報館】は、次のようになっている。

意見-1


 そこで、右上の「お問い合わせ」というボタンを押すと次の画面になる。

意見-2


 次に、この送信フォームの文字を押してみる。

意見-3

 送信フォームが出てくるわけではなく、何やら注意事項が書かれている。どこに、送信フォームがあるのか、あるいは、また、どこかのボタンを押さなければならないのか、等と思いながら、下の方を見ていくと、次のようになっている。

意見-4


 そこで、今度こそ、と思いながら、「SSL対応をご利用の方は、こちら」の箇所を押してみる。

意見-5

 まだ、送信フォームには辿り着けない。

 結局、ここにある「京都いつでもコール SSL対応送信フォーム」こちらを押して、ようやく、送信フォームが出てきた。

 まるで、役所に行って手続をするときに、あっちの窓口、こっちの窓口と数カ所まわって、ようやく本来の手続きができるのと同じような気分である。落語に、お役所仕事を揶揄した【ぜんざい公社】という話があるのを思い出した。

 ボタンや文字の並びを押す度に出てくる新しい画面の文章を読みながら、次は、どこを押せばいいのかなどと探していると、次第に、意見を述べようと色々と考えていたことが、どこかに行ってしまうような気もしてくる。

 あっちこっちと、たらい回しをして、意見を述べるのを諦めさせようとしているのではないかと勘ぐりたくもなってくる(もちろん、そんなことは、意識していないだろうが・・・)。

 さて、これで、このブログ記事は完了とし、今から、「送信フォーム」を利用して意見を述べることにしよう。

 どんな返事が返ってくることか。まさか、「ご意見ありがとうございます。ご意見は関係部署に伝え、今後の業務の参考にさせていただきます」という返信メールが届いて、それっきり、ということはないだろう。

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 弁護士として、どうすれば、効率よく、的確に、情報を取得・提供できるか、ということを常に考えています。

 ところが、そんなことには無頓着な人も多いようで、読者に対する配慮の一欠片もない文章を目にすることがあります。

 難解な文章で読者の貴重な時間を奪ってしまう人達のことを、「時間泥棒」と名付けました。

 このブログは、「時間泥棒」を立派に更生させることを目的として開設したものです。

 記事を読んで、自分も「時間泥棒」かな、と思ったら、早速、改めて下さい。また、あなたの廻りに「時間泥棒」がいたら、あなたの力で立派に更生させてあげて下さい。

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