覚えるための工夫 違いを際立たせ、視覚的に印象づける

  ここ1、2年のことだが、セスキ炭酸ナトリウム(セスキ炭酸ソーダ)という物質が、安価で、べとつかず、手軽に洗剤として利用できると話題になっており、我が家でも、台所周りや、テーブル、床などの、ちょっとした汚れを取るの利用している。

 どんな物質か、ネットで、あれこれ調べてみたのだが、似たような言葉が出てきて、すぐに、どれがどれだったか分からなくなってしまう。そこで、自分で整理してみたのが、次の図だ。

セスキ炭酸ソーダ


 ここでの「分かりやすさ」の工夫は、①②③に共通の「炭酸ナトリウム」の部分は、普通の黒い文字で、異なる部分「セスキ」「水素」「重」を、赤い太文字で記したことだ。

 単に見たり聞いたりしただけだと、「炭酸ナトリウム」の部分に注意が行ってしまい、それぞれの物質で異なる「セキス」「水素」「重」などの印象が薄くなる。そこで、その部分を視覚的に印象づけようとしたのである。

 あと、覚えにくいのが、「セスキ」だ。いくら覚えたつもりになっても、しばらく経つと、「セキス」だったか「セスキ」だったか、怪しくなる。こんな場合も、視覚に訴えるのが有効だ。次の図を見てほしい。
 
覚え方

 要するに、五十音の表の「セ」から「ス」を通って、右上の「キ」に達する流れを一度、印象づけてしまえば、もう忘れようはない。

 記憶のために五十音の表を利用できる例は、他にもある。

 最近、総理が訪問して話題になった「バルト3国」と言われても、3か国の名前は言えても、その位置関係まで言える人は、少ないだろう。

 北から順に、エストニア、ラトビア、リトアニア、となっているのだが、最初の一文字が「エ」「ラ」「リ」で、五十音の順に並んでいる。そのことに一度、気づいてしまえば、もう忘れることはない。

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 上記のように、共通部分が長いために、その部分の印象が強くなり、逆に、違いの部分の印象が薄くなる、ということへの対策としては、共通部分を省略する、という方法もある。

 たとえば、フランチャイザー、フランチャイジーなどは、フランチャイズ業界の人にとっても、煩わしいもののようで、「ザー」「ジー」と省略されている【全国FC加盟店協会 「米国でのフランチャイズ契約期間中におけるザーの行為の規制」】。

 もっとも、「ザー」「ジー」と言ったところで、日本人には馴染みがない言葉であり、根本的な対策としては、「本部」「加盟店」と言い換えるのが適切である【フランチャイザーの・・・】。   【2018.1.22 追記】


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