お名前は、50文字以内で

 ブログの素材を提供してくれた企業、団体には、メールで、お知らせしているのだが、多くの場合、各企業のホームページでは、意見、要望を受け付けるための「送信フォーム」が用意されている。

 今日も、ある自治体の送信フォームを開いたのだが、冒頭に、こう書かれていた。

意見-0


「50文字」とは、あまりにも非現実的な数字である。日本人の名前で一番長いのは、「寿限無寿限無・・・」だろうが、実在の人物ではない。外国人なら、聖人の名前を延々と連ねた長い名前もあるが【ピカソの名前 Wikipedia】、そんな人が日本語の送信フォームに入力することなど、現実的には考えられない。

 送信フォームの作成者も、そんな長い名前の人に注意を喚起しようと考えた訳ではなく、なんとなく、既存の送信フォームのテンプレートを利用して、元々の「50文字以内」というのを、そのまま残していたに過ぎないのだろう。

 次は、メールアドレスの入力欄である。

意見-1

 「半角英数文字」というのに、引っかかった。通常は、「半角英数字」と表現し、「文」ははいらない。念のため、グーグルで検索してみると、こうなっていた。

意見-4

 圧倒的に「半角英数字」である。こういうところは、多数派に従うに限る。少数派に従うと、「何か特別な意味があるのでは?」という余分な疑問を抱かせることになるからだ。

 これまでの項目は、文字を入力するものだったが、次は、チェックボックスにチェックするものだった。
意見-3

 「1個以下で」とあるので、他に選択肢が複数あるのかと思ったが、選択肢は1個しかない。これも、もともと複数個から選択するテンプレートを転用したのが原因だろう。こんなふうに「転用」は、ときに、ちぐはぐな結果を生む。その都度、ちゃんと「考える」ことが必要なのだ。逆に言うと、こういうのを見ると、作成者は、ろくに考えていなかったのだろうと思ってしまう。

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 弁護士として、どうすれば、効率よく、的確に、情報を取得・提供できるか、ということを常に考えています。

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 難解な文章で読者の貴重な時間を奪ってしまう人達のことを、「時間泥棒」と名付けました。

 このブログは、「時間泥棒」を立派に更生させることを目的として開設したものです。

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