テキストボックスの使い方

一昨日の【部分は全体を表すとは限らない】で取り上げた帯グラフの「凡例」の部分である。
テキスト-1

 内容には触れず、レイアウトだけを改めたのが、下の表である。
テキスト-2

 どちらが読みやすいか、違いは一目瞭然である。

 まず、文字の部分と外枠との間の余白である。元の表は外枠に接するように文字が配置されていて、見ているだけ息が詰まりそうになるほど窮屈だ。

 エクセルには「テキストボックス」という、四角形の枠内に文字を記入する図形があるのだが、その設定を、そのまま使うと、このような窮屈極まりない表になる。図形の書式設定で余白を調整する必要がある。

 また、元の表では、凡例の2番目と3番目の間に空白行がなく、窮屈な感じを抱かせるだけでなく、5行分の文字列が、ぎっしり並んでいるために、非常に読みにくい。また、1番目と2番目の間、3番目と4番目の間には、それぞれ空白行があるものの、空白行の高さが違うため、ばらばらな印象を受ける。

 さらに、凡例の2番目と3番目の冒頭の数文字を注意して読んでほしい。どちらも「夫婦は必ず」となっているのだが、2番目のほうは読点「、」がないのに、3番目のほうには読点がある。作成者が、読点を「気分」で付けていることが、よく分かるが、読点は気分で付けるものではない。

 最後に、もう一度、2番目の文をよんでほしい。「名字(姓)」と「氏」とが使い分けられているが、無用な使い分けである。日常用語としての「名字(姓)」は法律用語としては「氏」であり、同じものを指すのだから、表現も、どちらかに統一すべきである。

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 弁護士として、どうすれば、効率よく、的確に、情報を取得・提供できるか、ということを常に考えています。

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 難解な文章で読者の貴重な時間を奪ってしまう人達のことを、「時間泥棒」と名付けました。

 このブログは、「時間泥棒」を立派に更生させることを目的として開設したものです。

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