番号だけでは分からない

 インターネットのお陰で、図書館の利用は、飛躍的に便利になった。

 ネットで書籍を検索し、注文することができ、受取、返却も、自宅に近い分館を指定しておけば、本館に足を運ぶ必要はない。
 
 しかも、予約していた本が用意できると、次のようなメールが届くのだから、こんなに便利なことはない。

確保


他方、返却期限を過ぎると、次のような督促のメールが届く。

督促


 どの本を返せばいいのか? 「資料コード」の記載はあるが、こちらは、人間である。9桁の数字を見て、「あの本を返さなければ」と分かる人が、いったい、どれだけいるというのだろう。

 予約の本が届いたときには、丁寧に、本の題名まで表示してくれているのに、督促の場合は、なぜ題名を表示しないのか、私には、到底、理解できない。

 システム設計者が「何も考えていない」ということなのか。

 システムを発注するにあたって、予約確保のメールと、督促のメールは、別々の業者に発注し、その業者間の連携が不十分なために、一方は題名を表示し、他方は題名を表示していないのだろうか。

 ところで、利用者としては、題名さえ分かればいいのだが、資料の番号まで記載がある。これは図書館の職員のための記載なのだろうが、同じ9桁の番号のことを、一方は、「確保資料」、他方は、「資料コード」と呼んでおり、この不統一感は、ある意味、徹底しているというべきである。

 不統一といえば、いささか細かい指摘をするが、他にもある。

 コロン「:」の前後だ。予約の方はコロンの前に一つスペースが入っているのに対して、督促の方は入っていない。別々の業者が些末なところで独自性を主張して、スペースの有無の違いとなったとしか思えない。

 さらに、メールの冒頭の「予約確保」「督促状況」にも、不統一感が漲っている。

 統一するなら、「予約確保」「督促」と、「状況」をつけない方に統一するのが好ましい。

 というのは、「督促状況」となっていると、送信者が受信者に対して、このメールで督促するのだ、という強い「意思」が感じられず、客観的な状況を描写しているに過ぎないように感じられるからである。

 この図書館のシステムについては、以前にもブログ記事を書いたことがあるが、未だに改善はされていないようである。

 ■ 図書館で借りれるのは、AV2本まで

 ■ 内部の論理は、内部に留める

 ところで、上記の不統一が生じないようにするには、コピーをするのが一番である。

 ・まず、予約確保のメールを表示する部分を作成する。
 ・次に、これをコピーする。
 ・これに、必要最小限度の改変(削除、変更、追加)を加えて、督促のメールを表示する部分を完成する。

 コピーが大事だということも、以前のブログで触れている。

 ■ コピーできるものは、コピーする

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