205円が5枚、100円が5枚・・・

 今朝、事務所に来ると、留守番電話に裁判所書記官からのメッセージが残っていた。

 昨日の晩遅く裁判所の夜間受付に抗告状を提出した際に郵便切手を添付していなかったため、それを納付してほしいという電話で、切手の内訳を、延々と説明していた。書き起こすと、こうなる。

500円が2枚、205円が5枚、100円が5枚、82円が5枚、52円が5枚、20円が5枚、10円が5枚、2円が5枚、1円が5枚


 留守電を聞きながら、間違わないように気を遣いながら、メモをしていったのだが、最後まで来ると、「なんだ、500円以外は、みな5枚じゃないか。だったら、まとめて言えばいいのに」と思った。

 こういう場合は、次のように言ってほしいものである。

2枚必要なのが500円で、あとは、5枚ずつで、205円、100円、82円、52円、20円、10円、2円、1円です。


 「因数分解」の発想であり、以前のブログ【平成25年の所得証明と2012年の所得証明】でも述べたとおりである。

 そのブログにも書いた「因数分解」「結合法則」などは、数学の概念だが、数学の枠内に閉じ込めておくのは、もったいない。

 そもそも、数学の世界では、複雑な概念、複雑な論理構造を、できる限り単純にして、取り扱いやすくするために、古代から様々な工夫が凝らされて、現在のような洗練された表現が生み出されているのである。

 概念や論理を文字で表現する、という点では、数学であろうが、一般的な文章であろうが、全く同じである。数学の世界で生み出された発想を利用できないはずはない。

 もちろん、数学は高度に抽象的な世界であるのに対して、日常の世界は、具体的で、混沌としており、数学の世界の考え方を適用するのは、困難なものがあるのだが、人間の思考が論理的である限り、それを表現するにあたっても、数学的な発想が利用できないはずはない。
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 難解な文章で読者の貴重な時間を奪ってしまう人達のことを、「時間泥棒」と名付けました。

 このブログは、「時間泥棒」を立派に更生させることを目的として開設したものです。

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