図書館で借りれるのは、AV2本まで

 昨日、近くの公共図書館で、CDを何本か借りようとして、職員にこう言われた。

AVは、2本までです。


 一瞬、

いえ、ただの音楽CDなんですけど。

と言いかけたのだが、AVというのは、「オーディオ・ビジュアル」の略と気づいて、言葉を飲み込んだ。
 
 パナソニックなどには、AV事業本部というのがあるそうだが、外部の人に部署名を言うのに抵抗はないのだろうか。

 話は変わるが、以前、事務所で買った新しいプリンターが、すぐに動かず、私が、「ドライバーは、どこかな」と呟いたところ、女性の事務員さんが、さっと、ネジ回しを渡してくれたことがあった。

 苦笑しながらも、プリンターには、プリンタードライバーというソフトが必要だということを説明した。

 すると、ゴルフ好きの男性事務員が、調子に乗って、「ゴルフのクラブかと思いました」と、返して来た。

 同音異義語であっても、たいていの場合は文脈で識別できるのだが、ときには、文脈からの推測ができずに、上記2例のような勘違いをしてしまうことがある。

 漢語の場合は、同音異義語であっても、文字にすれば違うから、話す場合だけの問題だが、外来語や略語の場合は、書き言葉、話し言葉、共通の問題として、同音異義語による勘違いの問題が生じる。

 できるだけ、同音異義語を使わないに越したことはないのだが、口から出そうになった言葉が、同音異義語かどうかを瞬時に判断するのは、誰もが容易にできることではない。

 とはいえ、テレビを見たり、人の話を聞いているときに、同音異義語を聞いて一瞬ではあるが勘違いしそうになるという体験は、誰もが日常的にしているはずだから、そんな時に、少し立ち止まって考えて、その言葉には、他に、どんな意味があるかを考えるようにしていれば、何が同音異義語かという判断力は、確実に磨かれるはずである。

 たとえば、上の例の、「ドライバー」の場合なら、実際に混同したのは、「ネジ回し」と「周辺機器駆動ソフト」だが、それ以外に、「ゴルフクラブの一番ウッド」「運転手」といった意味もあるということを思い起こしていれば、同音異義語を聞いたときに誤解する可能性は確実に減って行く。

 実際、友人A、Bと私の3人で話しているとき、Aが同音異義語を使い、その瞬間、Bが勘違いするだろうなと思ったら、案の定、勘違いをしたという経験は何度かある。ときには、私が口を挟んで、Bが勘違いしないように、Aの発した同音異義語を言い換えてAに確認するということもあった。
関連記事
スポンサーサイト

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

「時間泥棒」仕置人

Author:「時間泥棒」仕置人
職業:弁護士

 どうすれば、効率よく、的確に、情報を取得・提供できるか、ということを常に考えています。

 ところが、そんなことには無頓着な人も多いようで、読者に対する配慮の一欠片もない文章を目にすることがあります。

 難解な文章で読者の貴重な時間を奪ってしまう人達のことを、「時間泥棒」と名付けました。

 このブログは、「時間泥棒」を立派に更生させることを目的として開設したものです。

 記事を読んで、自分も「時間泥棒」かな、と思ったら、早速、改めて下さい。また、あなたの廻りに「時間泥棒」がいたら、あなたの力で立派に更生させてあげて下さい。

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
FC2カウンター
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR