「セコイアキャピタルによる30%の株式を取得した資金調達」?

 【自ら築いた超有名IT企業を追い出された創業者10人のストーリーとその後】というサイトに、次のような一節がある。
 

Cisco Systemsの共同創業者であるSandy Lernerは、1984年、当時のボーイフレンドLeonard Bosackと共にCisco Systemsを立ち上げました。

順調な成長を遂げていたCiscoでしたが、セコイアキャピタルによる30%の株式を取得した資金調達を境に状況は一変。

セコイアキャピタルはLernerの許可無くJohn Morgridgeを新たなCEOに就任させ、サポーターであるはずのVCに会社を乗っ取られる形で会社を去りました


 「セコイアキャピタルによる30%の株式を取得した資金調達」というのは、日本語として意味をなさない。

 ただ、こういうことを言いたいのだろうということは分からないでもない。資金と株式の移動を図示した下記の図だ。

シスコ

 なぜ、冒頭のような意味不明の日本語になったかというと、名詞と名詞を繋ぐ「による」「の」「を」といった言葉が部分的には正しいものの、これらの言葉と文の他の部分との対応関係が乱れて全体として統制がとれなくなったからだ。

 一例をあげると、「セコイアキャピタルによる・・・株式を取得した」となっているが、「による」には、動詞ではなく、名詞が対応しなければならないのだから、「セコイアキャピタルによる・・・株式の取得」でなければならない。

 以下に改善案をいくつか示す。
 

セコイアキャピタルが30%の株式を取得することになった資金調達を境に状況は一変

セコイアキャピタルによる30%の株式の取得を代償にした資金調達を境に状況は一変

セコイアキャピタルに30%の株式を付与して実現した資金調達を境に状況は一変


 冒頭の第三段落の「サポーターであるはずのVCに会社を乗っ取られる形で会社を去りました」というのも、主語がないので落ち着かない。

 一つの主語のあとに複数の述語がある場合、その主語は、最初の述語の主語であるだけでなく、二番目の述語の主語を兼ねているのが普通である。

 だが、ここでは、最初の述語「就任させ」の主語はセコイアキャピアルであるから、セコイアキャピタルが「会社を去りました」ということはありえず、「会社を去りました」の主語は、「Lerner」でなければならない。



 

コネクテッド・インダストリーズ

 2017年通商白書では、「コネクテッド・インダストリーズ」という言葉が使われているが、馴染みのない言葉であることは、経産省も自覚しているようで、経産省のサイトに【コネクテッドインダストリーズって何?】という頁を設けて解説している。

 「日本の新しい『産業革命』の戦略を分かりやすく解説」と謳っているのだが、内容の分かりやすさを論じる以前の問題がある。

 まず、実際の画面を見ていただこう。

コネクテッド・インダストリー-1

 文字が薄い灰色で、この上なく読みにくい。

 比較のため、私のブログの記事の一部を切り取ったものを掲げる。

コネクテッド・インダストリー-2

 真っ白の背景に真っ黒の文字だと、コントラストが強すぎるので、多くのサイトでは、文字は多少、灰色がかった色になっている。

 けれども、経産省の上記の説明の頁のように薄い灰色にしてしまうと、目をこらさなければ読むことが出ず、その結果、内容に集中できなくなり、本末転倒である。

 国民にはあまり知らせたくない情報を、情報隠しとか説明不足とか非難された場合に言い訳できるように、とりあえずホームページに掲載した、ということなのか、あるいは、内容に集中して読まれると中身の空疎さが赤裸々になってしまうからなのか、理由は分からない。

 少なくとも、こんな霧や霞のかかったようなサイトを作っている人達に、本当に国民に情報提供しようという気持ちがないことだけが確かなようだ。こんな人達の生息場所が「霞が関」というのも、ブラックジョークとしては秀逸である。

 ともかく、このままでは、経産省のサイトを読む気にはなれない。しかたなく、全文をコピーして一太郎に貼り付けて読んでみた。ちなみに、ワープロソフトであれば、背景色、文字色ともに自分好みの色にできるので、最も読みやすい状態で読むことができるのだ。

 せっかく「読める」ようになったのだが、読み進めるに従って、ストレスが増して行く。

 「コネクテッドインダストリーズって何?」という表題なのだから、冒頭で、「コネクテッド・インダストリーズとは、○○○○○○・・・のことです。」という簡潔な説明を掲げるべきである。

 ところが、どこまで行っても、そんな説明はなく、「『第4次産業革命』と呼ばれる変革を踏まえ、日本が打ち出した戦略がコネクテッドインダストリーズだ。」とか「政府はドイツで開かれた国際情報通信技術見本市『CeBIT(セビット)2017』で、コネクテッド・インダストリーズを発表した」といった話が延々と続いている。

 しかたなく、最後まで読んでいくと、朧気ながら「コネクテッド・インダストリーズ」の意味が分かってきた。

 日本の企業には様々な情報が蓄積されているのだが、それが社内的にも、産業界全体としても特定の部署、特定の企業の中に止まっていて十分に活用されていない、AIの進展により膨大な情報を処理して新たな技術革新が行われる基盤が整備されつつあるのだから、それに併せて、企業内、企業間で蓄積された情報を共有、結合することが求められる、ということのようだ。

 そういうことなら、そもそも、「コネクテッド・インダストリーズ」といった馴染みのない言葉を用いるのではなく、「産業情報の共有化」「産業情報の集積利用」とか、日本語で、ある程度、中身を推測できるような言葉を用いるべきである。

 ちなみに、白書には外来語が満載であり、ざっと目次の項目から拾っただけでも、次のようなものがある【2017 通商白書】。
 
  ・ 我が国の経常収支の動向とインプリケーション
  ・ インクルーシブな成長に関する国際的な論調
  ・ 新輸出大国コンソーシアム
  ・ インバウンド対応
  ・ サイバーに関する国際協調

 外来語辞典の編纂者なら、白書から外来語を拾っていけば、見出し語は、おおよそ網羅できることだろう。

 それにしても、外来語使用についての、この凄まじいまでの張り切りようからは、内容の陳腐さ、空疎さを、目新しい言葉で覆い隠そうとする、自信のなさが透けて見えてくる。

 なお、本稿と共通の話題については、【外来語に関する記事】を参照されたい。

----- 追記 2019.9.30 -------------------------------------------------------------------
 
 白書には、次のような表記のゆらぎがある。

  コネクテッド・インダストリーズ
  コネクテッドインダストリーズ
  Connected Industries

 このブログ内では、引用部分は除いて、「コネクテッド・インダストリーズ」に統一している。





結婚、離婚を図解する

 数人の男女が結婚離婚を繰り返しているとしよう。

 時系列で整理すると、普通は、こんなふうになる。

結婚-1
Wikipedia 中山美穂 辻仁成 南果歩 渡辺謙

 必要な情報は網羅されているのだが、より直感に訴えるには、こんな図にするのがいい。

結婚-2


 ・ 最大の利点は、結婚期間の長さが視覚的に理解できる点だ。

 ・ 主要な事件を書き混むことによって、いつ頃のことかを、実感することができる。


----- 追記 2019.9.29 -------------------------------------------------------------------

 もう一つ、作ってみた。

 
結婚-3
Wikipedia 渡瀬恒彦 大原麗子 森進一 森昌子

原発マネーの行方 マスコミの能力

 関西電力のトップが原発のある高浜町の助役から金品を受け取っていたことが発覚した。事件を報じる記事【関電会長ら6人に1億8000万円 福井・高浜町元助役から 原発マネー還流か 毎日新聞 2019.9.27 12:39】に、以下のような分かりやすい図が載っている。 

関電資金提供

 事件を受けて、社長の記者会見が行われたので、会見での質疑応答【関電金品受領問題会見詳報(1)受領は20人、計3億2千万円「社会の皆様に多大なご迷惑」岩根社長謝罪 産経新聞 2019.9.27】を読んでみた。

 全体として、以下の繰り返しである。

 ・ 聞かれたことに答えない。
 ・ 答えがなくても、再度、質問をすることなく、次の質問をする。

 責任者である社長の不誠実さは、今さら言うまでもないが、責任者が不誠実であればあるほど、記者の厳しい追及が求められる。ところが、回答がなくても、それ以上の追及をしていないのである。こんなことを繰り返していれば、不祥事の度に開かれる記者会見で、不祥事の当事者に、ますます舐められることだろう。

 ともかく、具体的な質疑内容を挙げて、どこが問題かを明らかにしていこう。

--個人口座への振り込みはないのか。岩根社長自身は

 岩根社長「私のところにはない」


質問は、以下の2点である。

 ・ 個人口座への振込の有無
 ・ 社長の個人口座への振込の有無

ところが、社長は、社長の個人口座への振込を否定しただけで、他の役員の個人口座への振込の有無を語っていない。つまり、初めの質問には答えていないのである。

 こういう中途半端な回答がなされた以上、こう聞くべきである。

 「社長以外の役員の個人口座への振込はなかったか」

--返金されているというが、国税の調査がなければ、返金はなかったのか

 岩根社長「儀礼の範囲内でないものは受け取ってはならないということを、継続している。メモをつけて、どれくらいのものを預かっているかを記録していた。返却したものもある。そういう対応していました」


 質問自体が不適切である。少なくとも、次のように、二段階で質問すべきである。

  ・ 国税の調査の前に返金したものはあるのか
  ・ (「ない」ということを確認した上で)国税の調査がなかったら、返金は行われなかったのか

 また、より具体的に、こう聞くべきだろう。
  ・ 国税の調査の前に、何件、いくら返金したのか、調査の後は、どうか。
 
 さらに、より具体的に、いつ、いくら返金したのかを尋ねるべきだろう。 

 --背広券を使用していたケースもあったというが

 岩根社長「基本的に、儀礼的な範囲のもの以外は返却したが、儀礼的であれば、そうでないものもあった」


 質問された背広券の使用の有無は答えていないのに、それ以上の追及はない。

 背広券の中で「儀礼的な範囲」のものと範囲外のものがあり、範囲内のものは使用した、と言っているようにも解される。

 だが、「儀礼の範囲」とういのは、当事者の従前の関係によって異なる。「背広券」といっても役員クラスが相手なのだから、2万、3万といったレベルではなく、少なくとも、5万、10万だろうが、それを「儀礼的」と考えたのか否かも追及すべきである。

 質疑応答は延々と続くのだが、一事が万事この調子だ。

 1対1の記者会見ではない。新聞、テレビ、通信社と少なくとも十数社の記者が会場にいるのである。それなのに、この体たらくだ。

 取材の第一線は若手記者が多いとは言え、こんないい加減な記者会見を終えて帰ってきた記者に対して、デスクや先輩記者は何も言わないのだろうか。

 テレビドラマで、エリートを自称する社員が駄目社員の頭を指で小突きながら、こう言ったシーンを想い出した。

   「お前のここに入っているのは、カニ味噌か?

 そう言えば、高浜の名産は、「越前がに」だ【日本の郷文化 高浜町の名産物】。

 なお、「カニ味噌」発言は、発言者の側は気の利いた冗談のつもりであったとしても、客観的にはパワハラ発言であることは言うまでもない。

 最後に、マスコミの能力に疑問を持っている人も、マスコミを全面的に信頼している人も、【マスコミの能力に関する、これまでの記事】を、ぜひ、読んでほしい。

----- 追記 2019.9.28 -------------------------------------------------------------------

 冒頭の図では、関電幹部が受け取ったのは、1.8億円となっている【関電会長ら6人に1億8000万円 福井・高浜町元助役から 原発マネー還流か 毎日新聞 2019.9.27 01:07 最終更新 12:39】。

 他方、昨日11時からの記者会見で明らかにされた金額は、3.2億円である【【速報】関電会長らに3億2000万円 「深くおわび」FNN PRIME 2019.9.27 11:51】。

 時系列を見ると、こうなる。

  01:07 毎日新聞   独自取材に基づき、1.8億円の図を掲載
  11:51 FNN PRIME 記者会見に基づき、3.2億円と報道
  12:39 毎日新聞   内容を更新したが、記者会見で発表された 3.2億円の情報は、反映されなかった。 

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京都大学留学生受入数の推移

 京大のサイト【外国人留学生受入数の推移】に、こんなグラフが載っていた。

留学生-1


 ● 人数を表す縦軸の目盛りが、ゼロでなく、1000で始まっている。結果として、目盛りに注意しないと留学生が倍増したように見えるが、それは誤解である。

 ● グラフの下の方には、一覧表があり、その表には、平成7年からの数字が載っており、しかも、留学生の内訳(学部生、大学院生、非正規生)まで載っている。

 そこで、一覧表のデータ全体を元に、グラフを作成してみた。

留学生-2


 上のような折れ線グラフが分かりやすいが、簡単に数値を視覚化するには、以下のようなデータバーという方法もある。

留学生-3


「職員の制裁」   可哀想な職員、あるいは、粗暴な職員

 少し古くなるが、【職員の制裁について】という、日本年金機構からの発表がある。

制裁

 コンビニなどで店員の対応が悪いとして客が店員に罵声を浴びせて土下座させたりといった事件が話題になっていたこともあり、私は、てっきり、年金の受給の件で年金事務所を訪れた高齢者が職員の対応に憤激して、手を出すとかしたのかと思った。

 けれども、「職員の制裁」とあるだけで、「職員に対する制裁」とは書いていない。

 ひょっとすると、「職員による制裁」かもしれない。

 つまり、職員の対応を非難する高齢者に職員が逆ギレして高齢者を突き飛ばすなどしたのかも知れないと考えたのだ。

 こんなふうに助詞の「の」は、「主体」を表す場合もあれば「客体」を表す場合もあるので、要注意だ。

 そんなことを考えつつ、実際の発表内容を見て、肩すかしをくらったような感じがした。

 年金事務所の所長が勤務時間の内外にツイッターで不適切な投稿を繰り返したので、処分したというのである。

 そういうことなら、「制裁」ではなく、「懲戒」という、より適切な言葉を使うべきだ。

 「懲戒」も「制裁」には違いないのだが、「懲戒」は組織が所属員に対して正規の手続に基づいて行う、という、より限定した意味を持っている。

 他方、「制裁」は、組織に限らず個人によって加えられる場合もあり、また、「私的制裁」という言葉もあるように、手続に則ったものであるか否かも問わない言葉である。

 従って、「制裁」と言われると、本来の「制裁」のうち「懲戒」に当たらないものを指して言っているように思うのだ。

 例えば、「動物」が畑を荒らして困る、と言う場合、その「動物」は、普通は、「人以外の動物」という趣旨で使われているのだ。

 もしも、実際に人が畑を荒らしているのなら、「動物」という広い概念を使わず、端的に「人」と言えばよいのだ。

制裁-1

 話は戻って、「職員の制裁」というのが公的機関で広く使われているのか調べてみた。

 すると、「職員の制裁」というのは、年金事務所や社会福祉事務所関係に限られ、官公庁、自治体など公的機関は、「職員の懲戒」という言葉を使用していた。

 とすると、「職員の制裁」というのは、旧厚生省の年金、社会福祉関係の部署で過去に使われていたのが、組織形態が変わっても、世間一般の用語法に流されることなく、連綿として受け継がれてきた「伝統文化」というべきかも知れない。

  本日の要点  

   助詞「の」は使わず、「に対する」「による」と表現する。 

   限定された意味を有する的確な言葉がある場合は、その言葉を使う。

「と金にごとくはない」

 宮崎県出身の将棋棋士と言えば、谷川浩司九段の唯一の弟子で、将棋漫画の主人公のような名前の都成竜馬五段が有名だが、その宮崎県で行われた将棋大会を報じる記事の中に、次のような記載がある【EMIとTABOの将棋世界 宮崎日日新聞 2016.12.4】。

 
ごとくはない


穴熊を攻めるに、と金にごとくはない。 


 「ごとくはない」って何だろう。

 名詞で「ごとく」と言えば、思い浮かぶのは五徳だが、普通は将棋の観戦記の中に出てくる単語ではない。

 では、「如く」か? 比喩的表現をする際に、例えば、「プロ棋士の如く、鮮やかな手順で玉を追い詰めた」というふうに使われることもあるが、ここは、比喩ではない。

 文脈から考えると、相手の穴熊囲いを攻めるには、攻める過程で駒を捕られることは避けられないので、どうせ捕られるなら価値の低い「と金」を使うのが一番いい、ということを言いたいのだろう。

 だったら、「と金にしくはない」だ。漢字を使えば、「と金に如くはない」となる。

 そうか、観戦記者は「如くはない」の読みを「ごとくはない」と間違って覚えていて、その読みを書いたのだ。

 如 (し) くはな・い

それに及ぶものはない。それが最もよい。「用心するに―・い」
.。。。。。。。。。。。。。。。。         。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。デジタル大辞泉(小学館)

 
 今回のような誤記を見ると、新聞社の整理部は、どうなっているのだろうと思う。
 
 「如くはない」の読みは、特別に難解なものではなく、新聞社の入社試験に出てきてもいいレベルのものである。そんな漢字の読み誤りが放置され、読者の目に触れるのである。

 観戦記は、新聞社の記者ではなく、記者としての訓練を経たことのない、プロ棋士、アマ高段者、詰め将棋作家などが務めることもあるのだが、そんな場合こそ、専門家である新聞社の整理部がバックアップしなければならないはずである。

 ネット上には、このレベルの誤記は山ほどあるが、個人のブログなどでは、やむを得ない面もある。私だって、今回指摘したレベルの間違いを冒していないという自信はない。

 けれども、新聞記事は、個人のブログではない。組織として何人もの目に触れた上で公にされているのだ。

 確かに、大勢で見ても見つけられないという類いのミスもある。単純な誤字脱字とか、「薇薔」のように一見正しそうだが順番が逆になっている漢字とかであり、人がチェックする以上は根絶は無理かも知れない【薇薔、蝠蝙、拶挨】【あざいお市マラソン】。

 けれども、今回のは、「と金にごとくはない」という、そのまま読めば意味不明な記述である。「チェックをするぞ」と気合いをいれなくても、普通に読めば、おかしいことに気づくはずである。

 こういった誤りが見過ごされて新聞の紙面に載ってしまうのは、なぜなのだろう、不思議でならない。

----- 追記 2019.9.26 -------------------------------------------------------------------
 
 冒頭の【EMIとTABOの将棋世界】のEMIというのは、将棋の女流二級の【山口絵美菜女流1級】であり、TABOというのは、その弟の山口孝貴元奨励会初段である。

 ブログを書いているのは、二人の母親である。

 弟の方は京大出身の初の将棋の棋士になるかと期待されていたのだが、学業を優先して奨励会は退会した。姉の方は、京大文学部を卒業直前に女流2級に昇級して、女流棋士となり、対局の解説の聞き手や、将棋界に関する記事【日本将棋連盟・将棋コラム】【日本将棋連盟・女流棋士ブログ】などで活躍している。

 
 




司法試験予備試験実施結果 改訂版

 【司法試験予備試験実施結果】にコメントをいただいたので、これを踏まえて、改訂版を作成した。

司法試験予備試験結果・改訂版


 どのように改訂したのか、コメントを引用しつつ、解説する。

● 受験者数、合格者数については数値の記載があるが、何故か合格率については記載がない

 指摘に従って、合格率も記載した。
 
 合格率まで記載すると、ごちゃごちゃすると考え、記載しなかったのだが、実際、記載してみると、そうでもない。


● 折れ線が破線ではなく、点線になっているため、マーカーと混在してしまい見辛い

 確かに見づらい。

 指摘に従い点線をやめて破線にしてみたのだが、それでも見づらい。
 そこで、折れ線の太さを変えたり、いろいろ試みたのだが、どうもうまく行かない。
 そこで、発想を変えて、マーカーの形を変え、以上の形になったのだ。

 最初から、マーカーを変えるという発想があれば、折れ線に拘り無用な試行錯誤をすることもなかったのだ。
 
 あたりまえのことだが、AとBという二つの要素が混在して見にくいときは、Aを変えることだけでなく、Bを変えることも検討すべきだ、ということである。

 こんなふうに、些細な「失敗」でも、その「失敗」を、より抽象的な命題にして頭に刻みつけておくことが大事だと思う。抽象度が高いほど、同じ「失敗」を繰り返さなくなるはずだ。といっても、あまりにも抽象度が高いと、役に立たなくなる。なにごとも、「ほどほど」ということだ。


● 単位は括弧書きにする。例:(人)、(%)

 指摘に従って括弧書きにした。

 私の趣味ではないのだが、政府の白書などのグラフでは括弧書きが多いようなので、それに従ったのだ。

 「分かりやすさ」の追究は、ともすれば独善的になりかねず、ときに大勢に従うことも必要だ。

 かといって、無批判に大勢に従うだけでは、何の進歩もない。

 ここでも、バランスが必要ということだ。

 漱石の言葉を思い出した【草枕 (青空文庫)】。

山路を登りながら、こう考えた。
 智に働けば角が立つ。
 情に棹させば流される。
 意地を通せば窮屈だ。
とかくに人の世は住みにくい。




● 令和元年度の最終合格者数・率が何故記載されてないのか理由を注記する

 指摘に従い、注記した。

 令和元年度の最終合格発表がまだ行われていないことは、関係者にとっては当然に知っていることなので記載するまでもないと考えたのだが、読者の誰もが知っているとは限らないのであるから、注記する方が親切というものだろう。


● グラフを作成するときは必ず出典を明記する。例:(出典)法務省ウェブサイト

 指摘に従い、出典を明示した。

 ただ、私が直接に法務省の資料を参照したのではないので、出典の明示としては変則的な形になった。

 国の資料は、情報量は膨大で多岐にわたるのだが、関連する情報が散在していて一覧性に欠ける場合が多い。Schulze BLOG のように、そういった情報を整理して公開してくれていると、それを元にグラフを作成するのは容易になる。 


● タイトルの再考。例:「〜の推移」

 変更していない。

 例として、「〜の推移」とすることが提案されたが、折れ線グラフを見れば「推移」であることは明白であり、ことさら「推移」と書くのは、くどすぎると考えたからだ。


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冷えた味噌汁、溶けたアイスクリーム グラフの優劣

 冷えた味噌汁を飲んで塩辛く感じたり、溶けたアイスクリームを舐めて甘ったるく感じたりといった経験をした人は多いことだろう。

 こういった経験から、辛さ、甘さが、単に塩や砂糖の量だけ決まるのではなく、食品の温度にも左右されることは誰でも知っていることだろう。

 そういった味覚と温度の関係について、【けせらんぱさらん 「冷や」 は死語? [酒]】というサイトに分かりやすい図が載っていた。

味と温度-1

 これを見ると、以下のことが分かる。

  ・塩味 温度が低いほど強くなる。
  ・甘味 体温くらいがピークで、それより高くても低くても、弱くなる。
  ・苦味 温度が高いほど少しずつ弱くなるが、体温を過ぎた当たりから、急激に弱くなる。
  ・酸味 あまり変わらない。
 
 他にも、【アスレシピ 溶けたアイス、ぬるい缶コーヒーはなぜ甘い?/キッチンは実験室(26)】というサイトに、こんなグラフがあった。

味と温度-2

 一目見て、こちらのグラフの方が分かりやすい。

 「分かりやすさ」の原因は、以下のとおりである。

  ・ 「塩味」「甘味」といった凡例が、グラフのすぐ側に記載されてる。
  ・ 凡例とグラフで同じ色が使われている。
  ・ 凡例の横に、塩やケーキのように、その味を連想させる食品が描かれている。
  ・ 温度の欄が、冷たい、熱いのイメージに合わせたグラデーションになっている。

 こんなふうに「分かりやすさ」のための工夫が凝らされているのだが、大きな問題がある。

 グラフの折れ線を、上下のグラフで比較すると、まったく、逆方向になっている。

 そこで、グラフの左端の目盛りのところを見ると、上のグラフは「味の強さ」、下のグラフは「閾値」となっている。  

 閾値というのは、あまり日常的には使われない言葉だが、境目となる値のことである。

 このグラフの「塩味」に即して言えば、「塩辛い」と感じるのに要する量が、温度が高いほど大きい、ということである。

 理屈上では分からないことはないのだが、温度が高くなれば塩味を感じにくくなるのに、グラフは右上がりになっているのは、直感を逆なでされているような感じがする。

 どちらのグラフが優れているかといえば、上のグラフであることは、間違いない。

 なお、どちらのグラフも、温度の刻みが、・・・27度、32度、37度・・・と、きりの悪い数字なっていることから、共通の資料に基づいて作成されたグラフと思われる。

言語選択

 先日の記事【高画質、高性能、高品質  表記のゆらぎ?】で、「操作説明の英語版【English (United States)】を確認してみた」と書いたのだが、実際に英語版を見つけるのに若干、手間取った。

 最初に日本語版の頁で英語版はどこかと捜したのだが、English という記載はなく、画面の左下に、こんな表示があった。
 
言語選択-1

 試しに、ここをクリックしてみると、こんな一覧表が出てきた。

言語選択-2

 そこで、English を捜したのだが、English (Australia) English (Canada) English (India) ・・・同じ English が地域毎に細分化されて、その中から、ユーザーに最も馴染みのある English を選択できるようになっている。

 それはそれで各地域の英語話者の多様性に対応した素晴らしい配慮なのだが、反面、どれを選択すればいいのか迷ってしまう。

 日常的に目にしている米国か英国の English を捜したのだが、一つずつ見ていかないと行けない。

 では、どうすればいいか。改善案を考えてみた。

【1】 地図上に配置
 
言語選択-3

 こんなふうに地図上に配置されていたら、一瞬で、English (United States) を見つけることができる。

【2】 塊で配置

言語選択-4

 こんなふうに、英語なら英語、フランス語ならフランス語と、大きな言語区分ごとに一塊になっていたら、最初から捜す範囲が明確なので、より見つけやすいだろう。

 English (United States)の「U」はアルファベットの後ろの方なので、English (United States)を捜すには、English の塊の後ろ方を見ればよい。

 ところが、English が塊になっていないと、English が10種類くらいに細分化されているのか、あるいは、20種類に細分化されているのかと言うことは分からず、見当を付けて捜すことができないのだ。

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箇条書きの効用

  便利なフリーソフトを集めた「窓の杜」というサイトがあるが、そこに【【Excel効率化】リボンのタブを切り替えて使いたい機能を探すのは面倒!よく使う機能を1つのタブに集めるテク】という記事があった。 

 そんな時、自分がよく使う機能だけを集めたタブがあったら便利だと思いませんか? そこで今回は、自分がよく使う機能のコマンドを集めたオリジナルのタブをリボン上に作成する方法を解説します。具体的な手順としては、まず、何も設定されていない空欄のタブを作成して、そのタブに自分がよく使う機能のコマンドを追加していきます。そして最後に、そのタブをリボンにあるタブの先頭に移動します(そうすることで、シートを開いた時に常にそのタブが表示されるようになります)。では早速やってみましょう。


 特別に「分かりにくい」というわけではないが、もっと「分かりやすく」することは、可能だ。

 そんな時、自分がよく使う機能だけを集めたタブがあったら便利だと思いませんか? そこで今回は、自分がよく使う機能のコマンドを集めたオリジナルのタブをリボン上に作成する方法を解説します。具体的な手順は、こうです。

【1】 何も設定されていない空欄のタブを作成
【2】 そのタブに自分がよく使う機能のコマンドを追加
【3】 そのタブをリボンにあるタブの先頭に移動

(タブを先頭に移動することで、シートを開いた時に常にそのタブが表示されるようになります)。
では早速やってみましょう。


 三段階で何かをするということは、文字を見なくても分かる。箇条書きになっていなければ、何段階の操作が必要なのか、最後まで読まなければ分からない。

 箇条書きにすれば分かりやすいということは、誰でも知っていることだ。

 けれども、箇条書きにせずに、だらだらと、一つの文の中に書いている例をよく見かける。

 箇条書きがいいと言っている私でさえ、これまでの記事を見返してみると、ここは箇条書きにした方がよかったかな、と思えることがある。

 なぜ箇条書きを避けるのか考えてみると、箇条書きが多いと、なんとなく、文章としての完成度が低いように感じられるからではないか。
 
 警察の調書方式(以下のような書き方)を避ける心理と似ているのかも知れない。
 

私は、
  平成27年6月3日午後6時頃から、
  京都市中京区高倉通夷川上るの割烹「しまむら」で、
酒を飲んでいました。その時に飲んだのは、
  生ビール1杯、
  冷酒2合、
  チューハイ1杯
でした。

 
 さらに言えば、メールの件名を、体言止めにしてしまう心理とも似ているように思う。

 調書方式、体言止めにいては、下記の記事に書いた。

 【意味の塊ごとに改行する -調書方式-
 【「分かりにくさ」の原因は、これだ

 完成度が低く感じられようと、奇異に感じられようと、また、泥臭く感じられようと、「分かりやすさが第一」と考え、以下の3点を徹底すべきである。

 ・ 箇条書きにする
 ・ 意味の塊ごとに改行する
 ・ 件名などに体言止めを使わない


高画質、高性能、高品質  表記のゆらぎ?

 エクセルの画像貼り付けのことで疑問があったのでネットで調べたところ、マイクロソフトのヘルプサイトに【Office で画像を挿入するときの既定の解像度を変更する】という記事があり、次のように詳しく書かれていた。
 
 問題の箇所をで囲っている。
画質設定-1

 解説の最初に2行の説明文があり、その下に実際の操作画面のキャプチャー画像(画面の一部を切り取った画像)が載っている。

 そこで、説明文とキャプチャー画像とを照らし合わせて操作手順を確認することになる。

 まず、説明文の「既定の解像度」というのをキャプチャー画像の中から探すことになるのだが、そこには、「既定の解像度の設定」と、微妙に異なる表現が使われている。

 さらに、説明文の「高画質」という言葉はキャプチャー画像にはなく、「高性能」という言葉がある。

 似通った言葉だが、「高画質」は画像に限った言葉であるのに対し、「高性能」というのは、画像に限らず、広く使われる言葉である。だが、説明文で「選択します」と書かれて、キャプチャー画像では、ドロップダウンリスト(マウスでクリックすると、その下に出てくる選択肢の一覧)に「高性能」とあり、他は、330ppiといった数字だけなので、「高画質」=「高性能」と解さざるを得ない。

 それはさておき、とりあえず、実際にエクセルを操作して説明通りに進んでいくと、こんな画面になった。

画質設定-3

 解説の画像ではドロップダウンリストの一番上の「高性能」と表示されるはずだった場所には、何と、「高品質」と表示されている。

 意味としては、同じようなものだし、他に、画像に関連したドロップダウンリストが出てきそうな所はないので、単なる「表記のゆらぎ」(「コンピュータ」と「コンピューター」のように、全く同じ対象を指しながら、一つの文章の中で微妙に違った表現をすること)と考えるほかはない。

 実際、今回のは「表記のゆらぎ」だったのだが、「表記のゆらぎ」ではなくて、似て非なる意味を持つ言葉だったと言うことも、ときにある。

 あるウェブサービスを利用したとき、「登録名」と「アカウント名」と言うのが出てきたので、別のものだと思っていたら、実は同じものだった、と言うことがあった。「表記のゆらぎ」に振り回されるのは、ユーザーの側である。

----- 追記 2019.9.20 -------------------------------------------------------------------

 注意深い人は気づいたかも知れないが、「定の解像度」と書くべきところが、「定の解像度」となっていたのに気づいて、早速、訂正をしたところだ。

 さらに、恥ずかしながら、「表記のゆれ」を批判していた記事の中で、まさに私自身が「表記のゆれ」(高画質とべきところを高解像とした)を冒していたので、それも訂正した。

 この程度の訂正は、一々断っていないが、翌日になって訂正することも、一つの記事について平均して、1,2箇所はある。

 もちろん、記事を書いた直後にも、編集画面から、実際の記事の閲覧画面に切り替えて読み直しているのだが、そういった作業を一つの記事について4,5回は行っている。

 そんなことをしていても、翌日になって、もう一度、見直すと、今回のような明らかな誤記を発見したり、文章のリズムが何となく読みにくく感じるとか、色々な理由で、訂正を行うのである。

 このブログの記事は、ある意味、なければないで、誰も困らない存在である。

 そんな記事ですら、上記のように何度も遂行を重ねているのである。

 だから、パソコンソフトの操作説明のように、それを必要とする人が何万人と存在するものについては、万全の態勢のもとに、何度も推敲を重ねているはずである。

 それでも、今回の記事で指摘したような「表記のゆれ」それも、高画質、高性能、高品質といった、3通りの「表記のゆれ」が放置されているのであり、人間の注意力の限界というものを、つくづく感じてしまう。

 いや、「人間の注意力の限界」などといったら、人間を作って下さった神様に申し訳ない。「人間の注意力の限界」ではなく、例えばアルバイトの翻訳担当者ひとりに任せっきり、といった、会社の態勢の問題に違いない。

 念のため、操作説明の英語版【English (United States)】を確認してみたのだが、高画質 高性能 のところは、High fidelity に統一されていた。

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----- 追記 2019.9.21 -------------------------------------------------------------------
 
 「操作説明の英語版【English (United States)】を確認してみた」と書いたが、確認に至るまでの経緯について、【言語選択】という記事を書いた。




2018年 日本の広告費 

 電通の【2018年 日本の広告費】に次のような表が載っている(問題箇所を、○で囲った)。

広告媒体-1


 無駄な繰り返し

 一番上の見出し行に「広告費(億円)」という記載があり、その列の数字が広告費であることは分かりきったことなので、他に、「広告費」という文字を記載する必要はない。

 ところが、上の表は、左の列にも5箇所にわたって「広告費」と記載している。

 この列に「広告費」と記載するのは、単に「無駄」と言うだけではない。

 表は全体として、広告媒体別の広告費に関する表であり、左の列は、広告媒体の種類が列挙されている。そこに「広告費」と記載するのは、異質なものを紛れ込ませているわけであり、読み手に無用なストレスを与える。

 それどころか、こんな書き方をしていると、作成者の頭の中も、こんなに混乱しているのかと思われかねない。

 前年比の数字

 前年比として、90.5~116.5 といった狭い範囲の数字が並んでいる。

 例えば、99と98なら、1ポイントしか違わず、大差ないように見えるが、減少率は、1%と2%で2倍の開きがある。違いを強調したい場合は、増減率を記載する方がいいだろう。

 「・」の使い方

 「ダイレクト・メール」は一語であるが、「ダイレクト」と「メール」という二つの語が結合して一語になったものであることから、その結合を表す記号として「・」が用いられている。

 ところが、その下の「フリーペーパー・フリーマガジン」の「・」は、そのような意味を持たず、「and」の意味で使われている。

 見かけが同じ記号を異なる意味で用いるのは混乱の元である。

 ここは、「・」をとって「ダイレクトメール」とするか、「フリーペーパー、フリーマガジン」のように、「・」を「、」に置き換えるかすべきである。

 以上の点を踏まえた改善案を示す。

広告媒体-3


 増減の欄は、Excelのデータバーの機能をつかって、増加は右方向に緑、減少は左方向に赤の棒の長さで表現している。この結果、何が増え、何が減っているのかが、その増減割合も含めて、一目で分かる。

----- 追記 2019.9.19 -------------------------------------------------------------------

 改善案の金額欄にも、データバーを追加した。

広報媒体-4

 こうすると、地上波テレビとインターネットが拮抗していることが一目で分かる。

 ただ、地上波テレビは微減なのに対し、インターネットは、16.5%と急増している。この調子でいけば、3,4年のうちに、インターネットは地上波テレビの2倍を超えることだろう。






チラシの著作権の説明

 「こころざし ポスティング便」というサイトに【チラシの著作権トラブル多発中…写真・キャラクター・デザインに注意!】という記事がある。

 法的厳密性はさておき、一般向けの解説としては非常によくできており、デザイン的にも読みやすく、文章も分かりやすい。

 ただ、少し気になるところもある。

チラシ著作権

 行全体にラインマーカーを引いたのでは、強調の意味がない。ラインマーカーを引くのは、見出しに相当する部分の一部に限定すべきだ。

● 侵害行為の差止請求(制作したチラシの配布中止・デザイン等のデータ廃棄・チラシの廃棄等)
損害賠償(著作権利者が被った損害に対する賠償金の支払い等)
● 不当利益の返還請求(制作したチラシによって生まれた利益の返還等)
名誉回復措置(訂正記事の制作、謝罪広告等)


 これなら、ひととおり読んでから、再度、自分の頭の中で確認する際には、ラインマーカーの所だけ読めばいいのだから、読者の記憶への定着という点では、遙かに優れている。

 あと気になるのは、見出し部分だ。

著作権権利者(著作物の製作者)は、権利を侵害した者に対して以下の請求ができます。

● 侵害行為の差止請求(制作したチラシの配布中止・デザイン等のデータ廃棄・チラシの廃棄等)
● 損害賠償(著作権利者が被った損害に対する賠償金の支払い等)
● 不当利益の返還請求(制作したチラシによって生まれた利益の返還等)
● 名誉回復措置(訂正記事の制作、謝罪広告等)


 「請求」という言葉があったりなかったりと不統一である。

 冒頭に「以下の請求ができます」と書かれているのであるから、「何を」請求できるのかを列挙すればよいのであり、ことさら「請求」という言葉を入れる意味はない。



ラ コリーナ近江八幡の道案内

 滋賀県のお菓子屋さん、とりわけ、バームクーヘンと言えば「たねや」が有名だが、その「たねや」グループが運営する【ラ コリーナ 近江八幡】という、森や小川や田畑といった自然と和洋菓子店、飲食店などが一体となった施設がある。

 道路沿いにあるのだが、周囲が樹木に囲まれていることもあって、車を飛ばしていると、なかなか入口に気づかないようで、ウェブサイトでは、入口の場所を「これでもか」というくらい詳しく説明している【ラ コリーナ 近江八幡 アクセス】。

 まず、上の方にグーグルマップが貼り付けられているが、これだけなら、企業のサイトなどで、よくある話だ。

 特徴的なのは、その下の方に掲載されている写真だ。

たねや-0


たねや-1


 一目見てインパクトがあるのが、巨大な赤い矢印だ。

 私も、案内図に限らず、いろいろな説明図に赤い矢印を使うことはあるが、これほど巨大な矢印を使ったことはない。この巨大さに、ぜひとも入口を見過ごさずに立ち寄ってほしいという、強い意志が感じられる。

 写真の中の看板に赤い○を付けるだけでなく、小さい看板の方は、その拡大図まで示して、来訪者が見過ごすことのないよう、注意を喚起している。

 あと、惜しむらくは、たとえば「150m先」といった距離の目安が案内板に表示されていない点だ。こういった表示があれば、だいたいこれくらいだろうという感覚が働き、より的確に入口を見つけることができる。

 知らない土地で道を尋ねたときに、「まっすぐ行って左手の文房具店の次です」と言われたら、見過ごしてしまわないように、常に沿道の商店を注視しなければならない。ある程度歩いても見つからないと、ひょっとして見落として行き過ぎたのではないかと不安になる。

 ところが、「150メートルほど先の文房具店」と言われたら、最初は何も考えずに前進して、大雑把な感覚で、100メートルは過ぎたなと感じた当たりから、左手の商店に注意をすればいいのだ。

 いわば、「絶対指定」と「相対指定」の併用である。

 絶対指定と相対指定に関しては、【6階の第1待合室で・・・ 絶対指定と相対指定と】を参照されたい。




 
 

画像の引用方法

 このブログでも、ネット上に存在する画像を引用することが多いが、最近では、逆に、このブログに掲載した画像が第三者のブログに引用されることもある。

 これまで、あまり厳密に考えてこなかったのだが、画像の表示方法について考察してみたので、これから画像を引用される方は参考にしてほしい。

 記事の中で画像を表示するには、次のように書く。

<.img src="画像データのアドレス"> 


 「書く」と書いたが、実際は、画像を指定すれば、あとは、ブログサービスの機能で勝手に「<.img src ・・・」といった HTML のコードが生成されるだけである。

 そこで、上記の「画像デ-タのアドレス」だが、以下の3種類が考えられる。

① 元画像データが保存されている場所のアドレス
② 元画像データのコピーを自ら保存した場所のアドレス
③ 元画像のキャプチャ画像のデータを自ら保存した場所のアドレス


 それぞれ一長一短があるが、②が、お奨めである。以下、それぞれの長短を説明する。

 ① 元画像データが保存されている場所のアドレス

  ・ 元画像データが保存されているサーバーに負荷をかけるので、好ましくないとされている。
  ・ 元画像データが修正された場合、修正が自動的に反映される。
  ・ 元画像データが削除された場合、何も表示されない。
  ・ 元画像データが同じ名称で別の画像に変更された場合、意図しなかった画像が表示される。

 ② 元画像データのコピーを自ら保存した場所のアドレス

  ・長短とも、①の裏返しである。
   そのため、時折り元画像を確認して元画像に修正があれば元画像を再度コピーする必要がある。

 ③ 元画像のキャプチャ画像のデータを自ら保存した場所のアドレス

  ・基本的には、②と同様。
  ・元画像が画面で縮小表示されていた場合、キャプチャ画像は元画像より劣化した画像となる。

 ここまでは、画像の表示について述べてきたが、画像の出典を明示する場合のリンク先としては、次の4つの方法が考えられる。

④ 元画像が掲載された記事
⑤ 元画像のデータ
⑥ 元画像のデータをコピーしたもの
⑦ 元画像のキャプチャ画像のデータ


 ④の場合は元画像が掲載された記事が表示され、その中に画像が表示されるのに対して、⑤⑥⑦の場合は、画像のみが表示される。

 また、④⑤⑥⑦とも、リンク先に跳ぶためのボタンとしては、文字列と画像が考えられるが、その画像の表示方法としては、前記の①②③の3種類がある。

 混乱しがちであるが、画像をリンクボタンにした場合の、その画像と、リンク先の画像とは、必ずしも一致する必要はない。

 結局、リンク先4通り(④⑤⑥⑦)とリンクボタン4種類(文字列、画像①②③)の組み合わせで、理屈の上では、リンクには16通りのパターンが考えられる。

 ただ、⑥⑦は、リンク先が自分のサイトのサーバーであり、引用のための出典明示とは言えないので、引用のための出典明示としては、2✕4の12通りということになる。

 なお、私の場合は、
  ・ ③ 元画像のキャプチャー画像を表示し
  ・ ④ 文字列から、元の記事にリンクする
という方法をとっており、
画像からリンクするということは、していない。

 ただ、③で元画像のキャプチャー画像を表示するようにすると、自動的に、fc2のブログサービスの設定で、表示されたキャプチャー画像をリンクボタンとして ⑦ 元画像のキャプチャー画像のデータ へのリンクが設定されるようになっているが、前述のとおり、これは、出典明示としての意味はない。

 似たような概念が出てきて分かりにくいと思われるため、図解してみたのだが、これでも、分かりにくい。自分でも、もう少しブラッシュアップしてみようと思うが、もっと分かりやすい図解があれば、教えてほしい。

 

画像表示-2


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IT担当大臣の資質 SNSを駆使した情報発信 スマホでインスタ

 【78歳竹本氏初入閣、IT分野に不安の声も実績強調 日刊スポーツ 2019.9.11】という記事がある。

 78歳で入閣した竹本氏にIT担当相が務まるのかという疑問の声が上がっていることに関連して、次のようなことが書かれていた。

そうした声に対し、竹本氏の事務所関係者は、問題がないことを強調した。竹本氏はSNSを駆使した情報発信に意欲的でインスタグラムには元ベナン大使のゾマホン氏、環境相で初入閣した小泉進次郎氏の父純一郎氏、フィリピンのマルコス元大統領のイメルダ夫人らとの2ショットを多数、掲載。8月21日にはツイッターで、日本のIT技術の礎を築いた発明家のドクター中松氏と対面した写真をアップした。

関係者は「全てスマホで、自分で投稿しています」と明言。自民党では、超電導リニア鉄道に関する特別委員会の委員長を5年あまり務め、最先端技術への関心は高いという。竹本氏は「科学技術を中心とする分野は将来、伸びゆく国家にする上で死活的に重要。人材を育て、国家戦略として振興し国の魅力を作っていきたい」と抱負を語った。


 確かに、スマホでインスタグラムに写真を投稿するというのは、78歳にしては、ITに親しんでいるとは言えよう。

 けれども、20代の若者が、そんなことを自慢したら、笑いものになるだろう。

 この程度のことを「SNSを駆使した情報発信」として、IT担当大臣としての資質の根拠としているのであるから、35歳の天才プログラマーをIT政策の責任者にした台湾【withnews 2017.3.6】と比べると、日本のIT政策は、お寒い限りである。

 ところで、記事の中の「駆使した」という言葉に少し、引っかかった。

 単に「使った」ではなく、「駆使した」としたところに、「人並み以上に使いこなしている」という関係者の誇りが感じられる。

 けれども、端から見れば、その程度のことで「駆使した」と言う言葉を使うところに、関係者のレベルの低さが現れているように感じられる。

 「駆使した」という言葉遣いを見て、ある法律事務所のホームページに、こんな記載があったのを思い出した。

西村法律事務所 過払金の返還請求

 私は、平成11年に、Microsoft Excelの関数を駆使して、過払金に-5%の金利を付加する計算シートを自分で作成し、 全国の弁護士に無償で配布しました。シートの中では、相当に複雑な条件分岐関数を駆使しました

 それまで、サラ金との交渉や訴訟において-5%の利息を請求した弁護士はほとんどいませんでしたが、 私がエクセルで設計したシートは、当時おどろきをもって迎えられ、この無償配布以降、全国の債務者が不当利得を格段に容易に請求しやすくなったと、自負しています。


 金利計算に必要な関数といえば、「IF関数」くらいのものであり、「相当に複雑な条件分岐関数」といっても、せいぜい、「IF関数」を二重、三重に使う程度のことだろうし、ちょっとした会社なら、この程度のことは難なくこなす社員は、いくらでも、いるだろう。

 法律事務所のホームページに上記のようなことが記載されているのは、それだけ、法曹界がITと縁遠い世界だと言うことの反映である。

 私も Excel は大好きで、相当複雑な条件分岐関数を駆使するだけでなく、日常的に「マクロ」(Excel 上の処理を自動化する、一種のプログラム)も駆使しているのだが、システム開発会社の社長をしている友人からIT関係のことを教わる度に、自分の知識のなさを実感している。

 とはいえ、こうして、fc2のブログサービスを駆使して、毎日のようにブログ記事を投稿し、その中には、相当複雑なグラフも掲載しているのだから、竹本氏と同程度には、IT担当相の資質があると自慢してもいいかも知れない・・・ような気もする。

----- 追記 -------------------------------------------------------------------
 
 より直感的に理解してもらえるよう、図表にしてみた。

駆使して

 SNSも関数も、一般社会では「普通に」使っているのだが、一般社会と比べてITスキルの乏しい限られた社会にいる人にとっては、特別なことであり、それを使いこなすには、大変な能力と努力を要するものだと認識されているからこそ、「使って」ではなく「駆使して」と表現したくなるのである。

----- 追記 2019.9.17 -------------------------------------------------------------------

 法曹界のレベルについては、これまでも触れてきたし、とりわけ、表計算ソフトの Excel が有効活用されていないということは、【表が嫌だとは言わせない】 【証拠説明書は、表に限る】などで書いてきた。

 Excel を触ったこともないような弁護士が多数いる中で、「相当に複雑な条件分岐関数を駆使して」、実用的な利息計算シートを完成し、配布した西村弁護士の能力が突出していることは、紛れもない事実である。

 私自身も、自分で簡単な利息計算シートを作って利用していたのだが、「誰でも間違いなく使える」レベルには、ほど遠いものだった。その点では、西村弁護士の功績は高く評価されていいだろう。

 他の弁護士も、同弁護士に触発されて、少しでも Excel に親しんでほしいものである。そうなれば、点在する同種の証拠書類を見つけるのに目を凝らして最後まで読まなければならない証拠説明書や複数頁にわたる遺産目録等に私が悩まされることも少なくなるだろう。

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携帯電話がATMの代わりになる!?

 【ケータイのなかの欲望】と言う本がある。

 2002年の発行であり、秒進分歩のインターネットの世界の情報を得るという目的なら、とっくに時代遅れの本だ。けれども、21世紀に入ったばかりの頃の携帯電話の状況や、どんな将来が展望されていたのかを知る上では、なかなか興味深い本である。

 本の中で携帯電話によるインターネット接続を実現した「iモード」を解説していたのだが、こんな一節があった(同書146頁)。

取引系で最も人気のあるのが、モバイル・バンキングである。モバイル・バンキングのサービスは、ATMと同じサービス(フルサービス)を提供しているものと、それ以外のサービスとに分かれる。


 「ATMと同じサービス」のところを見て、思わず笑ってしまった。

 ATMは、元々は、窓口を通さずに現金の入出金をする機械である。

 だから、携帯電話で「ATMと同じサービス(フルサービス)」と言われると、携帯電話から1万円札が出てくる場面を想像してしまったのだ。

 もちろん、そんなことは、常識で考えて、ありえないことで、ここで「ATMと同じサービス」というのは、現金の入出金を除くサービス、つまり、残高照会、振込、振替のことを指しているのである。

 けれども、やはり、ATMのサービスの中核は、現金の入出金であり、ATMと聞けば誰でも、現金の出し入れを思い浮かべるはずであり、その機能がないのに、「ATMと同じサービス(フルサービス)」というのは、不適切な表現である。




Mr. Momoko  

 京都アニメーションのガソリン放火事件は、外国でも大きな話題となった。
 
 事件に関する、イギリスの公共放送であるBBCの【Kyoto Animation fire: Police name suspect after studio blaze】という記事を読んだのだが、そこに、こんな一節があった。

Momoko Higuchi , a Tokyo-based architect, told Reuters that the blaze was probably made worse by the building's three-storey spiral staircase, which would have "[acted] as a chimney."

"Because the fire was with petrol, the effect was like a bomb," Mr Higuchi added.


 「Momoko」は、普通は「桃子」であり、女性の名前であることは明らかだが、そんなことは分からないイギリス人は「Mr」と男性の敬称を付けているのだ。

 これとは、逆に、こんなこともあった。

 学生時代のことだが、経済学部の友人からジョーン・ロビンソンという経済学者のことを聞いた。男性名の「ジョン」からの類推で、てっきり、男性だと思っていたのだが、だいぶ経ってから、実は女性だということを知った。

 自国人であれば、名前を聞いただけで、大体、男女の区別はつくのだが、外国人の名前だと、こんな勘違いをしかねないから、要注意だ。

 ただ、日本人からといって間違いなく判断できるかというと、そうでもない。

 何年も前に聞いた話だが、ある受験生が司法試験の勉強会の班分けのリストを見て、忍、ひろみ、薫、といった名前が並んでいたので、女子がたくさんいると喜んで最初の班の顔合わせに出席したら、男ばかりで、がっかりしたとのことだった。

 日本人名でも、このように、男女ともに使われる名前があるので要注意だ。

 さらに言えば、下の名前だと思っていたら、苗字だったということもある。高校のとき、「光信」という苗字の同級生がいた。

 最初の京アニ事件の反響にもどるが、中国語でも哀悼や激励のメッセージが多く発信され、その中に、「加油」と言う言葉があった。

 ネットでは、ガソリン放火事件の話題なのに「油を加えろ」とは何事か、と炎上しかけたそうだが、「加油」というのは、中国語では、「頑張って」といった意味だということが分かり、炎上は治まったということだ【「京アニ」火災、中国から寄せられた声 「加油」めぐりすれ違いも…】。

 思い込みには、くれぐれも要注意である。










司法試験既修者合格率 国立LL7+予備試験  色分けの基準

 昨日、司法試験の合格発表があり、 Schulze BLOG の記事【2019年(令和元年)司法試験 法科大学院別 既修者合格率ランキング】に、LL7(先導的法科大学院7校)の既修者と、予備試験合格者の司法試験合格率が載っていたので、グラフにしてみた。

司法試験合格率-LL7-1


● 色分け

 色分けについては、一応、以下のように考えた。

・ 予備試験については、以前の記事【司法試験の合格率の推移  合格率のパラドックス】で、赤を使ったことから、ここでも、赤にした。

・ 東大・淡青、京大・濃青、というのは、戦前のボート競技のときの色分けに由来する両校のスクールカラーであり、結構、定着しているようなので、これを採用した。

・ 残り5校のスクールカラーについては、【Wikipedia スクールカラー一覧】で調べてみると、こうなっていた。

  一橋 クリムゾン
  神戸 煉瓦色
  慶應 紺、赤
  早稲田 臙脂
  中央田 藍色

 クリムゾンというのは、煉瓦色、臙脂色との区別ができないし、中央の藍色も京大の濃青との区別が困難だ。

 慶應の紺と赤も、二色を折れ線で表現するのは難しい。

 結局、なんとなく、私の持っているイメージで、色分けした。

 あえていえば、一橋の折れ線は赤や青の折れ線と頻繁に交差しているので、無彩色の方が落ち着いて見えると考えたからであり、、早稲田は、「稲」のイメージだ。残りの3校は、まったくの私の感覚に過ぎないが、あまり色相差が大きいと見た目が落ち着かなくなるので、暖色系の緑~山吹色にした。

 この色分けがベストだとは言えないだろうが、それなりに考えた上で、色分けしているのである。

 無頓着な色分けをされると、混乱を招くし、そもそも、見ようとする意欲さえ失われてしまう。

 無頓着な色分けに関する記事は、【色彩に関する記事】を参照されたい。

● 大学の名称

 あと、大学の名称だが、東大京大は、他大学のように、東京、京都、とはしなかった。

 不統一感はあるのだが、単に、東京、京都だと、地名を連想させる度合いが強いため、あえて、避けたのである。

 もちろん、早稲田も地名としても存在するのだが、早稲田と言えば、多くの場合、早稲田大学の意味で使われるので、早稲田でいいと考えた。

 また、神戸は神大とすることも考えたが、関東では神大は神奈川大学を指すようなので、神戸とした。

● こだわり

 こんなことを長々と書いたのは、「私は、こんなことにまで気を遣って書いているんだよ」ということをアピールして、読者の皆さんにも、常に読み手のことを考えて文章を書くようにしてほしいからである。

 上に、「・・・読者の皆さんにも、常に読み手のことを・・・」と書いたが、実は、最初は「読み手」は「読者」と書いたのだが、「読者」だと、このブログの現時点での「読者」と区別がつかなくなる。ここは、このブログの「読者」が何かを書くときの、その文章を読む人のことを言っているのだから、「読者」より別の表現「読み手」がいいだろう、と考えたのだ。

 事細かに解説するのも疲れてきたが、ここまで書いてきたのも、無神経な書き手に対する「怒り」が背景にあり、同時に、世の中の全ての人が常に読み手に配慮した分かりやすい文章を書くようになってほしいとの強い思いがあるからである【I am not a lowyer.】。

 共感された方は、ご自身の、ブログやSNSで当ブログを奨めるなどの「布教活動」に邁進してほしい。

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司法試験の結果 2006~2019

 本日、司法試験の合格発表があり、 Schulze BLOG の記事【平成18年~令和元年 (新)司法試験結果(まとめ)】に、2011年からの司法試験の結果のまとめが載っていたので、グラフにした。

司法試験結果-2019


----- 追記 -------------------------------------------------------------------

2006年以降のデータを含めて、グラフ化した。

司法試験結果-2006-2019





司法試験予備試験実施結果

 Schulze BLOG の【令和2年予備試験会場の公募 短答式は昨年より+600名】と言う記事に、司法試験予備試験の実施結果の数値が載っていたので、グラフにしてみた。

予備試験結果++


 タイトルの「司法試験予備試験」は、「司法試験予備試験」と、「予備」を強調しているが、いうまでもなく、「司法試験」との混同を避けるためである。

 グラフ左下の「短答合格者数」「最終合格者数」は、それぞれ、オレンジの枠、赤の枠で囲っているのだが、赤の枠の方を僅かに細い線にしている。赤は、どうしても目立つので、同じ太さにすると、そこだけ突出して目立つので、それを避けたのである。

 「表現方法は統一すべき」というのが原則だが、このように、具体的な事情に応じて例外的処理をすべき場合もある。

----- 追記 2019.9.10 -------------------------------------------------------------------

 少し、手を入れた。

予備試験結果+++


 ・ 人数目盛りの最大値が、14,000 となっていたのを 12,000 にした。
 ・ 人数の最大値が 11,780 であり、14,000 は無駄だからである。
   
 ・ 凡例の「受験者数」の位置を少し左にずらした。
 ・ 「受験者数」の枠の左端がグラフと重なって一体化していたためである。  

 比較のために、二つを並べた。

予備試験結果++  予備試験結果+++


 以前の記事【司法試験の受験資格別出願者数の推移】に書いたことを再掲する。

 いずれも、この程度のことかと思われるかもしれないが、気づいた以上は、放っておくことはできない。

 そんなことを書きながら、テレビドラマなどでの、こんなシーンを想い出した。

 陶芸家が、工房で、でき上がった作品を取り出すのを、弟子や関係者が固唾を飲んで見守っている。出てきた作品を見て皆が溜息をつき、口々に賞賛する。陶芸家の動きが一瞬止まり、突然、険しい表情になる。「駄目だ!」という声とともに、作品を床に投げつける。

 そういう拘りを持ち続けることが大事だと思う。

 「神は細部に宿る」という言葉もある。



----- 追記 2019.9.24 -------------------------------------------------------------------

 コメント欄に改善提案があったので、グラフの改訂版を【司法試験予備試験実施結果 改訂版】に掲載した。



「ありえない発言だね」「それは違うだろう」  「それ」は何か? チャットの誤解

 ラインやスカイプのチャット機能を利用することが多くなったが、例えば、AとBが、やりとりをして、Aの画面には、次のような記録が残っているとしょう。

① B宛ての送信 「某議員が北方領土を取り戻すには戦争しかないと言ってる」
② B宛ての送信 「ありえない発言だね
③ Bからの着信 「それは違うだろう


 これを見たAは、自分の②の発言が③によって、否定されたように思う。

 他方、Bの画面には、こんな記録が残っているとしよう。

① Aからの着信 「某議員が北方領土を取り戻すには戦争しかないと言ってる」
③ A宛ての送信 「それは違うだろう
② Aからの着信 「ありえない発言だね


 Bは、Aも自分と同じ意見だと納得する。

 「それは違うだろう」というBの発言は、Aの画面では、③番目になっているが、Bの画面では、②番目になっているのだ。

 その結果、「それ」というのは、Aの画面では、その直前の②「ありえない発言だね」を指していることになるのに対して、Bの画面では、「直前のものを指す」と言う点では同じであるが、中身は別物である、①の「戦争しかない」を指すことになるのだ。

 こういった行き違いが起きたのは、チャットでは、送信と着信との間にタイムラグがあるからだ。

チャットの誤解



オーケストラの楽器編成

 もう一年も前になるが、【オーケストラは理系のサークル活動?】という記事を書いた。

 記事を読みなおしているうちに、ふと気になって、オーケストラの楽器編成について調べたところ、【THE ORCHESTRA】というサイトに一覧表が載っていた。

オーケストラ-1

 一目見て弦楽器が多いのは分かるのだが、やはり数字だけでは、直感的理解という点では物足りない。こんなときは、「データバー」(各項目の内部の棒グラフ)だ。

オーケストラ-2


 データバー以外にも、より分かりやすくするための工夫がある。

・ 楽器群の名称の先頭の一文字「弦」「木」などを、大きめの文字にした。
  後ろの「楽器群」という部分は共通であり、異なる部分だけ強調する方が分かりやすい。

・ 文字数の多い楽器名は、2行にせず、縮小して1行に収めた。
  

----- 追記 2019.9.8 -------------------------------------------------------------------

 「文字数の多い楽器名」とあるのは、最初は「長い楽器名」と書いたのだが、いきなり「長い」と出てくると、楽器そのものの物理的な長さと受け取られかねないので、「文字数の多い」と書き換えた。

 自画自賛ではあるが、こういうところにまで配慮して文章を書いているのである。

 それだけに、「分かりやすさ」に無頓着な文章を見ると腹が立つのだが、それが、このブログを書く原動力になっているのである。「怒りが原動力」ということについては、【I am not a lowyer.】で詳しく書いている。

----- 追記 2019.9.8 -------------------------------------------------------------------

 「データバー」の代わりに、小さな「」を一人として表現してみた。

オーケストラ-3+

 こちらの方が、人の数を、より現実感をもって受け止めることができる。


初期費用の15%程度かかる  年間で? 全体で? それとも

 今日の素材は、【【2019年最新版】システム保守の費用相場って?保守内容を理解して適正価格を知ろう】という記事だ。

システム保守契約の料金は、最終的には「どんなシステム保守をしてもらうのか」を明確にすれば、納得のいく金額が出て来ます。

ただ、最初の目安としては初期費用の15%程度かかることを想定しておいたほうが良いでしょう。

例えばシステム構築にかかった費用が500万円だった場合=年間75万円ということになります。
もちろん、これはあくまで目安ですので、システム保守内容によって費用は大幅に変動します。


 「15%」というのが、トータルで、すなわち、システムの一般的な利用期間を通じて合計で15%というのか、そうではなく、1年間で15%なのか、ということだ。

 もちろん、すぐ下に、「初期費用500万円」なら「年間75万円」と書いてあるのだから、1年間で15%というのだから、すぐに解消される疑問ではある。

 けれども、後ろを読めなくても、そこを読んだ時点で分かるように書くのが親切というものだ。

 著者にすれば、保守料金が、トータルで15%ですむ等ということは、ありえないことなのかもしれないが、読者にとっては、「ありえない」こととは限らない。そういう読者がいることも想定して、15%と書く時点で、「年間15%」と書くべきである。

 銀行でお金を借りるのに、金利1%と言われたら、安いと思うが、後から、「金利1%ですから、100万円で年間12%です」などと言われたら、騙された思いだろう。

 次は、これだ。

ここから、自社で行えることは自社で行うことで、項目をカットしていけば初期費用の10%程度かかり、標準的なシステム保守契約よりも増やす必要がでてくると初期費用の20%程度かかる、という感覚をもっておきましょう


 項目をカットしていくことで保守費用を低くすますことができる、ということを言いたいのだから、「10%かかり」ではなく、「10%ですませることができ」とすべきである。






司法試験の短答通過率、合格率の推移  グラフと表の関連

 これまでも何度も登場している Schulze BLOG の記事【【毎年恒例】Law未来の会が今年(2019年)の司法試験合格者決定に際し少なくとも2000人以上を合格させるよう法務大臣・司法試験委員会委員長等へ要請】に掲載された表に基づいて、グラフを作成した。

司法試験合格率推移+予測

 単にグラフを作成するだけでなく、グラフと表を関連付けるようにした。

----- 追記 -------------------------------------------------------------------

「台風の予想進路みたいな描き方」という要望があったので、多少それらしくしてみた。

また、「対受験者短答通過率のH23年からH25年までのデータ」が追加されたので、それも反映した。

司法試験合格率推移+予測-2

 ぱっと見で、短答通過率と合格率とは増減が連動しているようにも見えるのだが、数えてみると、増減が一致しているのが4回、一致していないのが3回であり、あまり関係なさそうだ。

 グラフは、直感的に理解する上で非常に有益なものなのだが、上記のように、その直感が常に正しいとは限らないので、注意を要する。

----- 追記 -------------------------------------------------------------------

 どこを、どう変えたかが分かるように、二つのグラフを左右に並べてみた。 

司法試験合格率推移+予測 司法試験合格率推移+予測-2


改善点は、以下のとおり

グラフと表の関連】

・ 去年の合格率と、今年の合格率の予想を線で結んだ。
・ 1500人合格の場合だけでなく、その上下の、1600人、1400人の場合についても、線で結んだ。
・ 可能性として提示した1000人~2000人の範囲を、薄いオレンジで着色した。


【表:蓋然性の高い数字を目立たせる】

・ 現実的にありそうな1400人、1500人、1600人については、大きめの太字にした。
・ 中でも、1500人については、1400人、1600人よりも大きくした。
・ 背景色についても、1500人の場合を濃く、1400人、1600人の場合を薄く、オレンジ色にした。






 
 
 
 
 

「ごろごろしながら、テレビを観たりしない」  ごろごろするのか、しないのか?

 数年前にベストセラーになった本の続編【フランス人は10着しか服を持たない2】の34頁の一節を読んだときに考えたことを追体験していただこう。

でもアメリは、スウェットパンツでごろごろしながら、テレビのB級映画を観たりしない。アメリはキッチンに立って、大好物のプラムケーキを作るのだ。

 
 ごろごろしながら、テレビでも観るのだろうか?

でもアメリは、スウェットパンツでごろごろしながら、テレビのB級映画を観たりしない。アメリはキッチンに立って、大好物のプラムケーキを作るのだ。


 やっぱり、テレビを観るんだな。

でもアメリは、スウェットパンツでごろごろしながら、テレビのB級映画を観たりしない。アメリはキッチンに立って、大好物のプラムケーキを作るのだ。


 えっ! テレビは観ないのか。じゃあ、ごろごろしながら、何をするんだろう。

でもアメリは、スウェットパンツでごろごろしながら、テレビのB級映画を観たりしない。アメリはキッチンに立って、大好物のプラムケーキを作るのだ。


 そうかキッチンに立ってケーキを作るのか。でも、そうすると、最初の「ごろごろしながら」と矛盾するけど、どういうことだろう。

 なるほど、「観たりしない」の「しない」は、「ごろごろしながら」を含めて否定しているんだな。それなら、矛盾なく理解できる。

 でも、それなら、こう書けばいい。

でもアメリは、スウェットパンツでごろごろしながらテレビのB級映画を観たりは、しない。アメリはキッチンに立って、大好物のプラムケーキを作るのだ。


 動詞が3つ以上出てくるときに、1番目の動詞も2番目の動詞も否定したければ、2番目の動詞の直後に否定の言葉を追加しただけでは、1番目の動詞も否定するという意図は伝わらない。

 1番目の動詞と2番目の動詞がセットであることが明らかであるようにしておけば、2番目の動詞の直後に否定の言葉を追加するだけで、1番目の動詞も否定することが伝わる。

 記号を使って説明すると、こうなる。
 
 A+B+C で、A、B を否定したければ、
 (A+B)・否定詞+C とすべきであり、
 A+B・否定詞+C  とすべきでない、
と言うことである。

 もちろん、(A+B)・否定詞 といっても、数式のように本当に括弧を使うわけにはいかないので、Aの後には「、」を入れず、Bの後に「、」を入れて、A+B が一体であることを示すほかはない。




エレベーターの上昇時間

 以前の記事を読み返しているうちに、こんな問題を思い出した。
 

あるビルのエレベーターは、1階から7階に上がるのに14秒かかる。では、1階から40階に上がるのには何秒かかるか。ただし、エレベーターの上昇速度は一定とし、各階の間隔も一定とする。


 すぐに解答を読まないで、じっくり考えて、回答していただきたい。












 出題者の期待する「模範」回答は、こうだ。
 

1階から7階まで14秒だから、1階上がるのに要する時間は、 14 ÷ 7 = 2 で、2秒。
同じ速度で40階まで上がるのに要する時間は、 2 ✕ 40 = 80で、80秒。
一つの計算式で表すと、  14 ÷ 7 ✕ 40 = 80  となる。

 
 次に、出題者から見て「つまらない」回答を示す。
 

1階から7階まで、6階分を14秒で上がるエレベーターが、40階まで、39階分を上がるのに何秒かかるか、という問題だから、  14 ÷ 6 ✕ 39 = 91 で、 答えは、91秒。

 
 1階から7階まで上がるのだから、「6階分」上がるのであって、「7階分」上がるわけではない。
  
 ここまで読まれた方は、「既視感」を覚えるかも知れない。

 そう、昨日の記事【藤井七段がタイトル獲得通算27期?】だ。

 昨日の記事の核心部分は、こうだ。

7棋士で争う」リーグ戦に参加する藤井7段は「6棋士と争う」のだが、ここで混乱をして、「7棋士と争う」となったわけである。


 今日の問題に「模範」回答をしてくれた人は、こう考えた、というわけである。
 

7階まで上がる」エレベーターは、「6階分を上がる」のだが、ここで混乱をして、「7階分を上がる」と考えたのである。


 似たようなケースは、いくらでもある。

 ・ 新入社員にとって、入社7年目の社員は、6年先輩。
 ・ 今年は令和元年だが、令和7年は、6年後。
 ・ 駅伝で、たすきを受け取った時に7位の走者がトップになるには、6人を抜けばいい。
 ・ 7年目の浮気は、結婚の6年後。
 ・ 7本の植木が並んでいるとき、植木の間隔は、6つ。

 ただ、最後の例は、次の例と混同してはならない。

 ・ 池の周りに7本の植木が植えられているとき、植木の間隔は、7つ。

 また、こんな例もあるので、数字には要注意だ。

 ・ 教室が1組から数字の順に並んでいるとき、1組と7組の間には、教室は5つだけある。
 ・ 長男と七男の間には、男子は5人だけいる。

 どれも、図を書いたり、頭の中でイメージを描いて考えれば、間違うことはない。けれども、目に入って来た文字と数字だけで考えようとすると、思わぬ勘違いを起こしかねないので、要注意だ。

 今日の話題は数字に関連した問題だが、そういう問題に限らず、文章を読むときは、字面だけで分かった気になるのではなく、その文章が表している実体をイメージすることが重要だ。

 なお、自信のある方は、漢字の問題【薇薔、蝠蝙、拶挨】にも挑戦してほしい。




藤井七段がタイトル獲得通算27期?

 藤井聡太七段が王将戦で谷川九段に勝利し、トップ棋士7人が総当たりで対戦する挑戦者決定リーグへの参加が決まった。

 これに関連する記事をネットで読んだのだが、いくつか気になる表現があった。

 最初は、まだ勝敗が決する前の【藤井聡太七段VS谷川浩司九段の王将戦2次予選決勝がスタート スポーツ報知 2019.9.1】の次の表現だ。

藤井が勝てば、王将戦初の挑戦者決定リーグ戦入りを決め、上位7棋士と渡辺明王将(35)=棋王・棋聖=へのチャレンジ権をかけて争う


 「上位7棋士と・・・争う」というのが誤りである。

 7棋士がリーグ戦で総当たりで対局するのだから、藤井七段が「争う」のは、「7棋士と」ではなく「6棋士と」である。

 リーグ戦が7人で戦われることは記者も知らないわけではないだろう。むしろ、「7棋士」という点に引きずられて、そのうちの一人である藤井が戦う相手の数を、本人を差し引かずに「7棋士」と表現してしまったのだろう。

 つまり、「7棋士で争う」リーグ戦に参加する藤井7段は「6棋士と争う」のだが、ここで混乱をして、「7棋士と争う」となったわけである。

 次は、終局後の【藤井七段 憧れ、谷川九段との公式戦初対戦で勝利 王将戦挑戦者決定リーグ戦進出 スポニチ 2019.9.1】という記事だ。

藤井はタイトル獲得通算27期を誇り、“高速の寄せ”で知られる谷川の将棋に幼少期から憧れを抱いていた。


 これでは、まるで藤井七段がタイトルを通算27期獲得しているように読めてしまうが、まだ、タイトルは獲っていない。

 誤読をなくすには、次のように読点「、」の位置を変えるのがいい。
 

藤井は、タイトル獲得通算27期を誇り“高速の寄せ”で知られる谷川の将棋に幼少期から憧れを抱いていた。


  これまでも、【読点がテーマの記事】は、何本も書いてきた。

信号左折  どこの信号?

あるスーパーの駐車場の案内板が、こうなっている。

駐車場-1

 「信号左折」と言われても、どこの「信号」を左折すればいいのだろう?

 少し離れたところには、こんな案内板があった。

駐車場-2


 進行方向の左前方に、この案内板を見た運転者は、「次の信号」というのを見れば、そのまま進行して最初の信号を左折すればいいのだと分かる。あえて言えば、たとえば、「50メートル先の信号」と書いてくれれば、より安心である。

 実は、この二つの案内板は、「搬入車専用」の入口の両端に掲げられたものだ。

駐車場-3


 左手から来て左折しようとした車は左前方の案内板を見て、左折せずに、そのまま進行して次の信号を左折することになる。

 ところが、右手から来て右折しようとした車は右前方の案内板を見ても、単に「信号」としか書かれていないのだから、どこに行けばいいのか分からない。

 「案内板を見るのは誰か」ということを全く考えていないからこそ、こんな不親切な案内板が生まれたのだろう。

 このように、情報の受け手に関する配慮が抜け落ちていることによる「分かりにくさ」については、これまでも、記事を書いてきた。

 【市役所のホームページ
 【情報は、届かなければ意味がない  図解

 駐車場、駐輪場の案内については、下記の記事がある。

  【駐車場入口は蛤御門へ
  【では、どうすれば?


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Author:「時間泥棒」仕置人 (改称予定)
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 玉石混淆の情報が溢れる社会の中で、効率よく、的確に、情報を取得し、提供するには、どうすればいいのか、ということを常に考えています。

 ところが、そんなことには無頓着な人も多いようで、読者に対する配慮の一欠片もない文章を目にすることがあります。

 難解な文章で読者の貴重な時間を奪ってしまう人達のことを、「時間泥棒」と名付けました。

 このブログは、「時間泥棒」を立派に更生させることを目的として開設したものです。

 記事を読んで、自分も「時間泥棒」かな、と思ったら、早速、改めて下さい。また、あなたの廻りに「時間泥棒」がいたら、あなたの力で立派に更生させてあげて下さい。

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