意味の塊ごとに改行する -調書方式-

どっちが読みやすいか見比べてほしい。

私は、平成27年6月3日午後6時頃から、京都市中京区高倉通夷川上るの割烹「しまむら」で、酒を飲んでいました。その時に飲んだのは、生ビール一1杯、冷酒2合、チューハイ1杯でした。


私は、
  平成27年6月3日午後6時頃から、
  京都市中京区高倉通夷川上るの割烹「しまむら」で、
酒を飲んでいました。その時に飲んだのは、
  生ビール1杯、
  冷酒2合、
  チューハイ1杯
でした。


 最初の文は一般的な書き方であり、後の方は、警察の調書などでよく見かけるスタイルである。

 司法修習生になって、初めて警察の調書を目にしたときは、何で、こんなにやたらと改行をしているのだと不思議に思ったものである。しかし、事実関係を正確に聴取した上で、かつ、本人に調書の内容を確認してもらうためには、この調書のように、「いつ」「どこで」「なにを」という意味の塊ごとに改行されている方が、ずっと適切である。

 とは言っても、このような書き方は、警察の調書以外では、ほとんど見た記憶がなく、私も、あまり使ったことはない。
 
 というのも、調書のように改行をした文章が、慣れないと、どうしても「奇異」に感じられ、調書方式の方が本当は「分かりやすい」と思いつつも、この方式を使うことに躊躇してしまうのである。

 しかし、これも、結局は「慣れ」の問題なのであるから、これからは躊躇することなく、使おうと思う。

 実は、こんなことを改めて書いたのは、今日、弁護士会のメーリングリストで送付されてきた会員向けの案内文が、この警察の調書方式で書かれており、非常に読みやすく感じたからである。

 というわけで、皆さんも、もっと、この調書方式を取り入れてみませんか。

 最初は、「奇異」に感じる人も多いかも知れないが、調書方式の文章が増えていけば、そのように「奇異」に感じる人も少なくなることだろう。

 たとえば、昔は、シャツの裾をジーパンの中に入れるのが当たり前で、シャツの裾を出すスタイルは「だらしない」と見られていた。ところが、いつのまにか、裾を出すのが広まって、一部には、裾を中に入れると「ださい」と評価されるようになって来ている。

 ファッションに限らず、文体も、「慣れ」の問題であり、「分かりやすさ」を追究する以上、調書方式を広めて行きたいものである。
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 このブログは、「時間泥棒」を立派に更生させることを目的として開設したものです。

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