お休みのお知らせ  カレンダーを利用しないのは、もったいない

 とある飲食店の、お休みのお知らせだ。 

お休み-1


 必要な情報は誤解の余地なく記されており、ちゃんと読めば分かるのが、なかなか「分かった」という気にはなれない。

 では、こんなふうに、カレンダーを利用して、休みの日の背景色を灰色にしたら、どうだろうか。

お休み-5

 一瞬のうちに理解でき、記憶にも定着するだろう。

 もしも、暦の世界に、月や曜日というものがなかったら、どうなるだろう。 
 

  2019年135日 = 2019年5月15日(水)


 休みは、128日、129日、134日、141日、142日、148日、と言われても、実感を伴わず、到底、記憶することなど不可能である。

 月や曜日という人為的な区切りを設けることによって、無色透明な毎日の連続にメリハリが生まれて、いつのことか、ということが理解されるのである。

 そして、それをカレンダーによって「可視化」することにより、一層、全体の見通しがよくなり、理解もしやすく、記憶にも定着するのだ。

 せっかく、無味乾燥な日々の連続を、カレンダーという形で構造化できるのだから、カレンダーを使わないのは、宝の持ち腐れというべきだろう。

 本稿に関連した記事としては、以下のものがある。

 【拘束時間の可視化
 
 【医院の診療時間は、こう書く

 【営業時間の表示は、こうする



司法試験合格率の推移  棒グラフと折れ線グラフの併用

Schulze BLOG 明日から司法試験】に過去8年間の司法試験の受験者数、合格率に関する数値が掲載されていたので、いつものごとく、グラフにしてみた。

合格者数-合格率


 合格者数を棒グラフ、合格率を折れ線グラフにしたのは、数は実体が存在するのに対し、率は計算によって算出される観念的なものであることから、視覚的にも、数は存在感のある棒グラフ、率は存在感の薄い折れ線グラフとするのが、直感に馴染むと考えたからである。

 合格率の色を灰色にしたのは、以前の記事【司法試験の合格率の推移  合格率のパラドックス】に掲載した下記のグラフで、受験者全体の合格率を灰色にしたのと合わせたものである。ここで別の色を使ったりすると、前のグラフと同時に見る人には混乱させることにもなりかねない。

司法試験合格率-訂正2


----- 追記 2019.5.15 -------------------------------------------------------------------

 初めのグラフに、データラベルを追加した。

合格者数合格率ラベル

 データラベルは、より厳密な情報の伝達というプラスの側面と、見た目が煩雑になるというマイナスの側面があるので、両側面を比較の上で用いなければならない。


組織内弁護士調査結果(続編)  無駄な情報は削ぎ落とす

 昨日の【組織内弁護士調査結果】の続編だ。

 【日本組織内弁護士協会(JILA)のサイト】では、過去数年間の調査結果や分析について、ダウンロードできるようになっている。

 
組織内弁護士調査-5

 「企業内弁護士に関するアンケート調査結果」「企業内弁護士アンケートの結果」という言葉が何度も出てきているが、情報としての意味はない。

 情報として、重要なのは、以下の3点である。
   ● いつの調査か
   ● 集計結果か、その分析か
   ● ダウンロードできるか否か

 この情報だけを整理すると、こうなる。

組織内弁護士調査-6

 元のサイトには、ファイルの大きさまで出ているが、パソコンの動作に影響を及ぼすような巨大ファイルならともかく、1メガにも満たないファイルの大きさに関心を持つ人はいないだろう。




組織内弁護士調査結果

 日本組織内弁護士協会(JILA)が、組織内弁護士に関する調査結果を発表している【組織内弁護士のアンケートデータ】。

組織内弁護士調査-1

組織内弁護士調査-2


 「組織内弁護士のアンケートデータ」という表題のもとに、「企業内弁護士に関するアンケート調査集計結果」へのリンクが設けられている。
 
 「組織」と「企業」が使い分けられているが、意識的な使い分けなのか、無頓着な「表記ゆれ」なのか、ここだけを見ても分からない。

 一般に組織という場合、企業に限らず、官公庁、自治体、学校法人、宗教法人等も含まれるのだが、「企業」内弁護士に限定してのアンケートなのだろうか。

 その点はさておき、とりあえず、調査結果を見てみた。

組織内弁護士調査-3


 こんな数字だらけの表が、全部で50以上も、ぎっしりと並んでいる。

 途中で、頭がクラクラして、読むのをやめた。

 とりあえず、年収に関する調査結果を分かりやすくグラフにしてみた。

組織内弁護士調査-4


分かりやすくするための工夫は、以下のとおりだ。

 ● グラフは、毎度おなじみの、エクセルのデータバーの機能を利用した。

 ● 数字が左に貼り付いていたのだが、余白を設けた。

 ● 数字の桁が上下で不揃いなのを揃えた。

 ● 中央値の属する区分、最頻値の区分の背景を灰色にし、全体の状況が一目で分かるようにした。

----- 追記 2019.5.13 -------------------------------------------------------------------
 
 本稿の続編【組織内弁護士調査結果(続編)  無駄な情報は削ぎ落とす】を書いた。





上告理由書の工夫  演出はほどほどに

 裁判所の「判決書」を、ご覧になったことはあるだろうか。

 グラフや図があるわけでもないし、見出しがゴシックになっているわけでもない。カラーが使われているわけでもないし、段落と段落の間に空白の行があるわけでもない。同じ大きさ、同じ書体の黒い文字が延々と連なっており、どの頁を見ても、同じように見えてしまう。

 他方、弁護士が裁判所に出す書面は、見出しをゴシックにしたり、重要部分にアンダーラインを引いたり、読みやすく、かつ、印象に残るように、様々な工夫を凝らしているものがある。

 そんな中、一票の価値の平等を訴える訴訟の上告理由書【選挙無効請求上告事件 上告理由書】を見たのだが、こうなっていた。

 
上告理由-1


 「正当性」の文字が、若干、大きすぎるような気もしたが、いかにして裁判官に訴えるか、様々な工夫を凝らしていることが窺えた。このあと、どんな工夫を凝らしているのか興味を持って読み進めて行くこと、こんなふうになっていた。

上告理由-2

 文字や背景に色をつけるのは、効果的ではあるが、全頁、こんな調子で色を使われると、読む方も疲れてくるし、全体の印象も、「なにか、ごちゃごちゃ色を使っていたな」という程度の印象しか残らず、逆効果ではないだろうか。

 さらに、こんな頁もあった。

上告理由-3

 強調部分にアンダーラインを引いているのだが、よく見ると、一頁の文章のすべてにアンダーラインが引かれている。

 これでは、強調の意味はない。

 幼稚園のときに見た紙芝居「アリババと40人の盗賊」の一シーンを想い出した。 
 

どろぼうはポケットからチョークを出して、カシムの家の戸に白い目じるしをつけました。そして大元気で、森の仲間のところへ帰って行きました。
 それからまもなく、モルジアナは、このへんな目じるしを見つけました。
 これはきっと、だんなさまに悪いことをしようとする者がつけたしるしにちがいない、とモルジアナは思いました。それで、チョークを取って来て、町じゅうのどの家の戸にも、みんな同じようなしるしをつけて歩きました
 さて、どろぼうたちは、町へ行った仲間から、あの切りきざんだ人間の家がわかったということを聞いて、大へんよろこびました。そしてその晩、戸に白い目じるしのついている家をさして、かたきうちに出かけました。けれども、町までおしかけて来た時、どの家の戸にも同じ目じるしがついているので、どれが目ざす家だか、かいもく知れませんでした

青空文庫 アリ・ババと四十人のどろぼう

 何をするにしても、ほどほどが大事、ということである。

 【実務に理解の深い教員の養成は急務なのだが・・・  過剰演出は不要
 【不要な情報はカットする



ロースクール入学者の推移

 【Schulze BLOG】に、ロースクール入学者総数と内訳(社会人出身、法学部以外出身)の昨年までの推移が載っていたので、折れ線グラフにしてみた。

 
ロー入学者


 ● 実数は実線、割合は点線とした。

 ● 内訳を表示するので、総数は中立的な色(無彩色である、灰色)を用いた。

 ● 凡例は、一箇所にまとめるのではなく、各グラフの近くに配置した。


物体に反射・透過する  助詞と動詞の対応関係

 【いちばんよくわかるWebデザインの基本きちんと入門】という本の52頁に、こんな記載があった。

  可視光線は、物体に反射・透過することによって波長が変わります。


 「物体に反射・透過」の部分が気にかかった。

 まずは、以下の5つの文を見てほしい。

【1】 物体に反射する
【2】 物体を透過する
【3】 物体に反射・透過する
【4】 物体を透過・反射する
【5】 物体に反射したり、物体を透過する


 名詞+助詞+動詞 の組み合わせで、どのような助詞が用いられるかは、名詞、動詞の組み合わせによって異なる。

 上記の【1】【2】のとおり、「物体、反射」なら「に」だし、「物体、透過」なら「を」だ。

 ところが、一つの名詞が二つの動詞と結びつく場合、助詞を一つしか用いないとすると、【3】【4】のように、直近の動詞に合う助詞を選択せざるを得ない。

 だが、そうすると、二つ目の動詞との関係では、選択された助詞は,必然的に不適切な助詞とならざるを得ない。

 それを防ぐには、【5】のように、動詞が二つなら名詞も助詞も二つにして、最適な助詞を選択するほかはない。

 ただ、そうすると、同じ名詞が2回出てきて、くどすぎる感じがする。

 【3】【4】と【5】とは、一長一短ということになり、常にどちらという訳には行かないようである。



 






元号西暦の対応表を電車の時刻表で表現する

 元号と西暦の対応関係を表現した電車の時刻表のような表が話題になっている【「天才かよ」この発想はなかった 時刻表風の歴代元号表が話題 デイリー 2019.5.3】。

 
元号


 ご覧のとおり、西暦の上2桁を「時」、下2桁を「分」に見立てた時刻表に、元号を記載している。

 西暦の4桁の数字を分解して時刻表に見立てるという発想はなかなかのものである。この発想をヒントに、他の分野でも、「分かりやすく」するための工夫ができるかも知れない。

 なお、南北朝時代は、南朝を赤、北朝を青で表しているのも、直感に馴染むもので好ましい。



トランプに勝てる民主党候補  

 来年の秋の米大統領選に向けて、早くも予備選レースが始まっている。【米民主の大統領候補、トランプ氏と支持拮抗】という記事に、こんな図が載っていた。

 
大統領-1

 数字を見ていけば、対トランプ戦で、どの候補が強いのかは分かる。だが、どうせ図解するなら、候補の優劣が直感的に分かる方がいい。

 
大統領-2

 これなら、どの候補ならトランプに勝てそうか、一目で分かる。

 なお、色分けについては、【赤い州、青い州】に書いた。



neighbors are annoying  迷惑なのは、どっち?

 住宅街にある某大学の学生寮の前を通りかかったら、寮の玄関前に、こんな注意書きがあった。

注意書き

 最初に日本語を読んだ後、上に書かれている英文を見たのだが、思わず、目を疑った。
 

   The neighbors are very annoying !!


 深夜に外で話をすると近所の人が文句を言ってきて面倒だから静かにしろと言っているようだ。

 日本語の方は、学生たちが迷惑をかけている、という謙虚な(というより、むしろ、当然な)認識なのだが、英文の方は、何の反省もなく、文句を言ってくる近隣住民の方が悪いような書き方である。
 
 annoy に限らず、 surprise , interest , respect などの、人の感情に関わる動詞は、感情を抱く主体が主語ではなく目的語となり、逆に、感情を抱かせる原因が主語となるので、注意をしないと、全く逆の意味になってしまう。

 この点については、【annoying と annoyed の違い。】というサイトがある。

ところで、冒頭の注意書きだが、英文だけでなく、日本語の方にも問題がないわけではない。
 

   話しをしないで!!


 名詞の「はなし」は、「話し」ではなく「話」である。

 この点については、以前の記事【孫や息子の嫁を養子にする話し】にも書いた。





 

3期連続ランキング戦優勝と決勝トーナメント進出 修飾関係は「、」で明示する

 【藤井聡太七段、タイトルホルダー撃破!「令和」活躍のカギは将棋AI活用法】という記事の一節である。
 

24日、藤井聡太七段(16)が第32期竜王戦4組ランキング戦準決勝で高見泰地叡王(25)に127手で勝ち、決勝へ進出した。これにより3組への昇級も決定した。

 藤井(聡)七段は、3期連続ランキング戦優勝と決勝トーナメント進出へあと1勝に迫った。


 「3期連続ランキング戦優勝と決勝トーナメント進出」の「3期連続」というのは、「ランキング戦優勝」だけを修飾するのか、「決勝トーナメント進出」も修飾するのか、決め手がない。

 数式のように括弧を使えば明確になるのだが、普通の文章で使うわけにも行かないので、読点「、」で使って修飾関係を枚辞するほかない。

 【0】 3期連続ランキング戦優勝と決勝トーナメント進出

 【1】 3期連続ランキング戦優勝と、決勝トーナメント進出
 【1】 (3期連続ランキング戦優勝)と(決勝トーナメント進出)

 【2】 3期連続の、ランキング戦優勝と決勝トーナメント進出 
 【2】 3期連続(ランキング戦優勝と決勝トーナメント進出)


 なお、規定【竜王戦 Wikipedia】によれば、ランキング戦に優勝すれば自動的に決勝トーナメントに進出ということになり、また、竜王戦3組以下の組では、ランキング戦に優勝しない限り、決勝トーナメントへの進出はないため、事実としては、【2】の意味ということになる。


コンコース階と改札階  同じ対象は同じ言葉を使う

 姉を地下鉄の駅まで送って行ったときのこと、階段で下りようとしたところ、姉はエレベーターがいいという。

 そこで、エレベーターのところまで行ったのだが、ボタンの上の方に、こんな説明書きがある。

地下鉄-1

 地下鉄のエレベーターの地上にある出入り口なのだから、改札のあるコンコース階へ行くことは分かりきったことなのに、ご丁寧な説明である。

 だが、単に無用な説明というだけではない。

 「コンコース」という言葉は何十年も前から使われている言葉なのだが、私は未だになじめず、「ホーム階とは違う階だから、改札階だな」と頭の中で確認
作業をしなければ、分かった気にならない。

 何も書いていなければ、何の疑問も抱くことなくボタンを押していたはずなのに、「コンコース階」などと書かれたために、よけいな神経を使わされたのである。「改札階」と書けば足りるのである。

 結局、有害無益な表示ということになる。


 さて、エレベーターに乗り込んでドアが閉まり、そのまま待っていると、エレベーターは止まったまま、「行く先階のボタンを押して下さい」というアナウンスが流れて来た。

 行く先と言っても、行き先はコンコース階に決まっており、選択の余地はない。だったら、ドアが閉まれば、すぐに動き出せばいいのに、なぜ、改めて、ボタンを押させるのだろう。


 「面倒なことをさせるな」と思いながら、「コンコース階」というボタンを探すと、こんな表示がある。

地下鉄-2

 私が捜しているカタカナの「コンコース」という文字はなく、「改札階」という漢字と、「Concourse」というアルファベットが書かれている。

 意味の上では同じでも、はじめに「コンコース階」という文字を見た私は、「改札階」ではなく、「コンコース階」という文字を探そうとしたのである。「コンコース階」を使いたければ、「コンコース階」で統一してくれればいいものを、こんな不統一な表現をされると、ほんの僅かではあるが、ストレスに感じるのだ。


● 分かりきったことを説明しない

● 適切な日本語がある場合、外来語を使用しない
    もちろん、エレベーターのように、日本語として定着しているもlのは、今さら、昇降機などと書かれると、そちらの方が疲れるが、コンコース階は改札階の方がいいだろう。

● 選択の余地がないのに、「選択」を迫らない

● 同じ対象には、同じ言葉を用いる




ゴールデンウィーク期間のごみの収集  無意味な限定はしない

 10連休で、ごみの収集がどうなるのか気になったので、ネットで調べてみた。

 【京都市情報館 ゴールデンウィーク期間のごみの収集について】では、次のように書かれている。

ごみ収拾-1

 ゴールデンウィークは、4月27日から5月6日までだ。説明を見る限り、「通常通り実施」というのは、ゴールデンウィークの全期間ではないようだ。

 ということは、記載された日以外の日は、ゴールデンウィークのため、ごみ収集はしないということなのか。

 ところが、カレンダーで確認すると、記載されなかった日、すなわち、4月27、28日、5月4,5日は、土日であり、そもそも、ふだんから、ごみ収集は行なわれていない。

 結局、ゴールデンウィークの間も、普段と同じ、ということである。

 だったら、こう書けば足りる。

ごみ収集-2

社会実情データ図録

 素晴らしいサイトを見つけた。

 人口、産業、環境など、様々な社会の実情を示す統計データを収集し、かつ、それを棒グラフや折れ線グラフで可視化した【社会実情データ図録】というサイトだ。

 このブログでも何度も述べてきたように、数字を羅列した表と比べて、棒グラフや折れ線グラフの方が、以下の点で遙かに優れている。

 ● 一覧性 数字を一つずつ目で追っていかなくても、一目で、全体の傾向が分かる。

 ● 訴求性 時の経過に伴う増減、項目ごとの大小などが、強く印象づけられる。

 ● 記憶への定着 グラフが画像として記憶に定着する。

 上記のサイトは、多種多様な統計情報を収集整理し、かつ、それをグラフで可視化し、分かりやすくするための工夫を随所に凝らした、私がネットで見る限り、これ以上のサイトはないというくらい素晴らしいサイトである。

 もちろん、どんなに素晴らしいと行っても、完璧という訳にはいかない。だからこそ、このブログの素材として取り上げた次第である。

 今回の素材は、上記のサイト中の、地域別の人口規模の順位の変遷を示すグラフである。
 
地域別人口

地域別人口規模順位の変遷


 北陸や北九州が南関東に次ぐ2位だった時代があるというのは驚きだったし、平安時代の前期に南関東が畿内を超えていたというのも意外だった。

 また、1000年の都、天下の台所と称された京都や大阪を含む「畿内」が、江戸時代後期から戦後間もない時期まで、人口規模で5番以下だったのも、にわかには信じられなかった。

 こういった事実が、数字を数字のまま提示するのではなく、グラフ化することによって、可視化されるのである。

 ただ、このグラフにも、以下のような問題はある。

 【1】 多種多様な色や形のマーカーが使われていて、見ていて疲れること
 【2】 色と地域の結びつきに何の関連もないこと

 【1】については、以前の記事【実務に理解の深い教員の養成は急務なのだが・・・  過剰演出は不要】を、【2】については、【色使いは、こうする】を見てほしい。
 
 せっかくのサイトである。さらにブラッシュアップしてほしくて、このブログで取り上げた次第である。

----- 追記 -------------------------------------------------------------------

 上記の【社会実情データ図録】を見つけた経緯は、こうである。

 これまでも、【犯罪取締りを強化しよう】に書いたように、前々から、統計に反する事実が真実のごとく受け入れられ、その認識によって社会が動いていくことに、いいようのない不安を持っていた。

 そんなとき、たまたま、図書館で【統計データはためになる! -棒グラフから世界と社会の実像に迫る-】【 統計データが語る 日本人の大きな誤解】という本を見つけた。一通り目を通して、まさに、その通りだ、こういった書籍こそ、もっともっと多くの人に読まれるべきだし、社会的影響力の大きなマスコミ関係者、とりわけ、ワイドショーのコメンテーターに読まれるべき書籍だと思った。

 その書籍の中で、同じ著者による上記のサイトが紹介されており、その情報量に圧倒されたのだった。

----- 追記 2019.5.1 -------------------------------------------------------------------

 冒頭のグラフを元に自分でも作ってみた。

クリックして拡大
地域別人口-2


 ● 色は7種類、マーカーの形は3種類に抑えた。
 ● 北海道から沖縄にかけて、寒冷→温暖というイメージに合うように色を選択した。
 ● 同じ色の地域については、マーカーの形を、北に位置する地域から順に、●■▲とした。

 こういった工夫をしたことにより、たとえば、縄文時代は東日本に人口が偏っていたことが一目で理解することができるようになった。 

 ただ、工夫をしてみたものの、色の種類が多くて疲れるし、マーカーの形による識別も、必ずしも容易とは言えず、冒頭のグラフと五十歩百歩かも知れない。

 比較するのが16地域と多いため、これ以上「分かりやすく」するのは困難と思うが、誰か、より「分かりやすい」グラフを作成できたら、ぜひ、連絡してほしい。

 ★管理人へのメールは、ここをクリック★

 なお、改めて、元のグラフを見たのだが、マーカーの形が全て異なっている。これなら、色に頼らずマーカーの形だけで識別することが可能であり、ユニバーサルデザインの観点からは好ましいといえる。

----- 追記 2019.5.2 -------------------------------------------------------------------

 昨日のグラフを見返してみたのだが、やはり、色が多いと疲れる。そこで、色使いを変えて、青→薄紫→赤のグラデーションにした。緑、黄、橙がなくなって、だいぶ落ち落ち着いた感じがする。

クリックして拡大
地域別人口-3


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「時間泥棒」仕置人 (改称予定)

Author:「時間泥棒」仕置人 (改称予定)
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 玉石混淆の情報が溢れる社会の中で、効率よく、的確に、情報を取得し、提供するには、どうすればいいのか、ということを常に考えています。

 ところが、そんなことには無頓着な人も多いようで、読者に対する配慮の一欠片もない文章を目にすることがあります。

 難解な文章で読者の貴重な時間を奪ってしまう人達のことを、「時間泥棒」と名付けました。

 このブログは、「時間泥棒」を立派に更生させることを目的として開設したものです。

 記事を読んで、自分も「時間泥棒」かな、と思ったら、早速、改めて下さい。また、あなたの廻りに「時間泥棒」がいたら、あなたの力で立派に更生させてあげて下さい。

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